保健師の平山です。
子育てをもっと楽しく
子育て交流ぽーとteteは
親子の学びと楽しみを応援する
『ベビークルーズ』事業を行っています
さて、こどもの日
カブトを飾ったおうちも多いでしょうか
ニュースを見ていると、これからの日本の
生活様式が変わってくるのかな~と
こどもの健やかな成長に『団らん&取り分け食』の大切さを伝えてきた立場としては、
一層難しい問題を突きつけられているように
感じます
さて、モヤモヤしながら
いつも勉強させてもらっている母子栄養協会の
オンラインイベントに参加しました!
様々な企業の商品紹介があったり
全国各地でご活躍のメンバーの活動を聞いたり
いい刺激ですね~
離乳食教室で
離乳食での卵の活用の仕方について
説明があったので
一部ブログをご覧の皆さまにも
ご紹介させていただきます
いつか取り分け離乳食教室で
お伝えできる日がくるといいな~
みなさんは、お子さんに卵をあげていますか??
2019年に厚生労働省『授乳・離乳の支援ガイド』が改訂され、
初期からの離乳食への卵の使用が明記されるようになりました。
長年、卵白が食物アレルギーを起こすことが注目されているので
なんとなく卵は避けているという方が多いかな。
様々な食品を食べることで
消化酵素の分泌がよくなります。
生後7か月頃には、母乳やミルク以外の食品から
タンパク質や脂質を経験できるように
離乳食を作ってあげられるとよいですね
卵黄●には、成長期に必要な
鉄分やたんぱく質が豊富に含まれているので
協会でもおススメしていました
ぜひ、離乳食の時期から
食事に取り入れていけるといいですね
【生卵と比較したときの抗原残存率】
食物アレルギーの原因になるのは
『卵白アルブミン』
白身のところ。
これ、実は調理方法によって成分が変わります
よく離乳食の初期は
『固ゆで卵の卵黄から』と言われますよね。
表のとおり、
しっかりゆでると卵白アルブミンが変質して
ほとんどアレルギーの原因成分が減っていくことがわかります
微量でもアレルギー反応が出てしまうお子様もいらっしゃるので、
どんな食品も初めて食べさせるときは注意が必要ですが、
こうして調理法によって
アレルギーの心配を少しでもなくせると分かると安心ですね
「固ゆで卵をあげていた時は大丈夫だったけど
フレンチトーストを解禁したら出た~」
よく聞くママたちの話
それは、加熱不十分で半熟だったかな。
ゆで卵の黄身って
実は私苦手。
食べるとモソモソして
くちの水分を奪われる感覚がね~
母子栄養協会では、離乳食に錦糸卵をおススメしていました
全卵にトライする時に便利な食材です。
固茹でたまごは冷凍に向いていませんが、
錦糸卵は冷凍できるので超便利〜
手巻きずしのコーナーに袋で売っていたり。
上の表の卵白アルブミンは
『錦糸卵 0.8%』
炒り卵の1/10以下です。
刻んで煮込んだりすれば、
2回食のおじやにも簡単に入れられそう~
でも、食べていい量を参考にすると
全卵1/2ってけっこうな量で
単体で食べるなんて、大人でも胸焼けしそう…
他の食材とどんどん組み合わせて
アレンジしてくださいね
わがやでは、家族で手巻き寿司が
恒例のお祝い食。黄色いのが入っていると
華やかに見えるね
薄焼き卵にありがとう。