福岡県/佐賀県/鳥栖市

 

助産師母さんの心ほぐれる子育てサロン

『親子labo.ガジュマル』

 

 

 

子育て中のママと、妊婦さんが

ほっと心ほぐれる場所を目指しています。

 

 

今日もほのぼのと14歳長女、11歳長男、

3歳次女を子育て中です。

 

 

助産師 田中麻須美



 



私には3人の子どもがいるのですが、


題名の通り

 

3人目をアラフォーで妊娠出産したときに


体の一部に異変が起こったのですが。。。

 

今日はそのお話をしますね。

 

 

それは何気なく掃除機をかけてたときでした。

 

後ろにいた娘から

 

「お母さん、ふくらはぎにアザがあるよ⁉️腫れてる。。」

 

と言われたんですが、

 

 

「あれ?ふくらはぎ、打ったかなぁ?」と疑いつつも

 

ふと左足を見ると、

 

ふくらはぎに、立派な静脈瘤

 

出来てしまったんです。。しかもよくみたら太ももにも⁉

(イメージ写真)

下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)

➡️足にできる、血管がボコボコと盛り上がったもの。色は紫や緑の血管の色。出来始めは、アザのように見えることもあります

 

皆さんも一度、ふくらはぎやヒザの裏、太ももなど


ボコボコとした所や、血管の色が


浮き出て見えるところがないか見てみましょう!


私はいったい、妊娠期間のいつ頃からあったのか


わかりませんでしたが、

 

下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)は、

 

妊娠中、意外とできやすい症状です。

 

 

およそ40%妊婦さんが静脈瘤を発症するといったデータもあるほど

 

多い症状です。特に、

 

・経産婦さん

・立ち仕事が多い人

・BMIが23以上ある人

 

などが妊娠中の下肢静脈瘤になりやすいとされています。

 

 妊娠中に出来やすい理由は


赤ちゃんに酸素や栄養を届けるため

女性ホルモンの働きによって血管が広がります。

 

臨月が近づくと、大きくなった子宮によって血管が圧迫されるので

 

お腹や足に流れる血流が滞ってしまい、発症につながります。

 

静脈瘤は、見た目の問題だけでなく

 こんな症状もあります↓


・足がつる

 

・足がだるい

 

・静脈瘤が出来ているあたりの痛み

 

・足のしびれ

 

・筋肉が張った感じ

 


妊娠中の静脈瘤は予防が難しいので、発症した時は


生活の中で次の改善策をとっていきましょう

 

・長時間の立ち仕事を避ける

 

・着圧ストッキングを着用する

 

・寝る時や座るときは足を上げる

 

・入浴などでリラックスする

 

・急激な体重増加をしないように

 食事や運動でコントロールする

 

など。

 

 

産後には圧迫やホルモンの影響がなくなっていくため、

 

ほとんどの方が下肢静脈瘤の症状が解消されていきます。

 

 

しかし、私の足には、お産して3年経った今も静脈瘤があります!

 

なかなか仕事で立ち仕事を減らすことができなかったり

 

体質もあるかもしれません。


お産しても治らなかった静脈瘤は、


見映えの問題が残るので


着圧ソックスをはいたり、


先ほどお話しした改善策を実践すると


現状維持はできます。



もし、それでも広がっていくようであったり、


毎日改善策をしなければならない不便さや


見映えの問題を感じられるようであれば


レーザー治療もあります。


私も行く行くは治療を考えていきたいと思っています。

 

 

妊娠中の方は、少しでも不快な症状を避けるために、

 

日常の中でできることの中から静脈瘤をしのぐ方法を

 

試してみてくださいね。

 

 

 

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今日もお読みいただきありがとうございました。