福岡県/佐賀県/鳥栖市
助産師母さんの心ほぐれる子育てサロン
『親子labo.ガジュマル』
子育て中のママと、妊婦さんが
ほっと心ほぐれる場所を目指しています。
今日もほのぼのと14歳長女、11歳長男、
3歳次女を子育て中です。
助産師 田中麻須美
非常に暑い日々が続きますね。
体調管理、いかがされてますますか?
実は私、昨日。。。熱中症になってしまいました。。
何を隠そう私、昨年まで病院勤務でしたので、
熱中症の怖さは知っていたはずなのに、なってしまったんです!
朝起きた時から頭が痛かったのですが、いつもの頭痛かなと思ってたんです
子ども達の朝ご飯など準備などをしいたら
みるみるうちに頭痛がひどくなっていき。。
なんだかめまいもしてきて
吐き気もしてきて
とうとうトイレから出られなくなり
そうこうしているうちに立ち上がれなくなってしまいました 涙
一番下の子を幼稚園に行かせてあげることもできず
『なんかぼーっとなってきた。これはまずい』
と、焦りはじめました
なんとか夫に病院に連れて行って治療っしてもらえましたが、
思い返してみると、
『いや、危なかったな。。。』と、我に返り
熱中症の怖さを改めて感じました。
いつも通り生活していたつもりなのに!
部屋もエアコンも入れてたし。。
それでもなってしまったんです。
では何が原因だったかというと。。
前日の生活を振り返ってみると、
ゾッとする原因が分かりました
なんと、
睡眠不足だったのと、
ほとんど水分を摂取していませんでした!
仕事や育児でたまたまいつもより忙しかったのですが、
朝から夜までの間に、マグカップ2杯くらいしか
飲んでないかもしれない…です。
普段から水分摂取が人より少なめかもしれませんが、
仕事は、移動のときに『ちょっと汗をかいたなぁ』
というぐらいだったので、
『夕食にそうめんもおかずもバランスよくしっかり食べたし、まぁ大丈夫だろう』
と思ってたんです。
仕事と家事、上の子ども達の習い事の往復、
まだまだ手のかかる一番下(3歳)
の対応でとりあえず自分のことは後回し
(↑ママあるある!これが熱中症の敵!)。
夜は疲れがひどく、
寝る時も自分の水分補給を忘れたまんまでした。
↑この疲れは、すでに水分が足りなくなっていたサイン!
そして迎えた問題の日の朝、
頭痛とめまいがあったのは
もうすでに熱中症だったのかもしれません。
朝、気づいておけばまだよかったんですが。。
『今日は自分の朝ごはんは後でゆっくり食べよう』
と思ったせいで、もっと体はカラカラに!
決して暑くないときでも、
身体に水分が足りないと、
熱中症にまで発展していくことがある!
ということです。
ちなみに、体の水分が足りなくなって起こる脱水症は、
熱中症と似たような症状が出るので、
『頭が痛いな』『あまり食欲がないな』
『体が何となくだるい』
という症状があったら、
身体に水分が足りていないのかもしれない!
と思って、麦茶や経口補水液で体に水分を
補ってあげましょう!
あとは、尿の色が濃い黄色になってきたら
すでに水分が足りていないサインです!
オレンジに近い色の時は、もう体はカラカラです!
その時は経口補水液で、ミネラル成分と一緒に水分を取った方が
ちゃんと体に吸収されます
毎日の生活で気を付けること
1、食事を毎食しっかりとる
→特に朝食は大切です。
できれば、忙しい朝も食事の時間をしっかり確保しておく。
2、水分を、こまめにとる
→日中も飲み物を持ち歩き、一度に飲めばいいやと考えず、
ちょこちょこ頻繁に摂取する。もちろんたくさん汗をかいたときは
たくさん水分摂取を。その時は麦茶か経口補水液がおススメ。
→お風呂の後と、寝る前にも多めの水分補給をしておく
3、睡眠を十分にとる
→睡眠不足は、熱中症の引き金になります。
→通気性の良い寝具を使い、エアコンなどを使い、
寝やすい環境を作りましょう。
外出の時に気を付けること
1、飲み物を持ち歩く
→たくさん汗をかくことが予想されるときは、良く冷えた
スポーツドリンクや経口補水液を準備しておく。
→赤ちゃん~幼児が経口補水液を飲む場合は特に、小児用のものを。
→小学生が、大人用スポーツドリンクを摂取する場合は、
お茶やお水も飲むことが推奨されています。
(大人用のスポーツドリンクだけだと、
ミネラル成分や糖分濃度が高すぎるので喉が渇きます。)
2、日よけ・冷却グッズを準備する
→つばの広い帽子や、冷却グッズ、日傘で体を守る。
→首、脇、膝の裏など太い血管がある場所を冷やすと、
高くなりすぎた体温を早く下げることができます。
→衣服は、通気性のよい素材や、冷感素材のものを。
3、休憩をこまめに
→子どもは、背が低いので、大人よりも地面から跳ね返ってくる熱
で温められやすいため、大人よりも熱中症になりやすいです。
日陰でも暑い場合があります。
→15分置きにこまめな休憩をとるなど、無理をしないようにしましょう。
ちなみに、熱が出たり、吐いたり、下痢をしても、
体の水分はどんどん失われていくのでこのような時は
体液と同じ濃度の経口補水液を飲んだ方がいいです。
大人用のスポーツドリンクは、糖分が濃すぎるので、
子どもが飲むときはお茶も一緒に飲むといいですよ。
こちらの記事もおすすめなのでぜひ読んでみてくださいね。
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今年からは、普段から意識してお茶を飲んだり、体がカラカラに
なりそうなときは、経口補水液を飲むなどうまく使い分けて
家族の健康を守っていきたいと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。