キョロキョロ

お読みいただきありがとうございます

家庭教育アドバイザー・家庭教育師のウサネコです

ショボーン

昨日、研修会の講師役をなんとかやり終えました

ニコニコ

テーマは「マルトリートメントについて」

家庭教育を学んだことからマルトリートメントを受けていたことに気付いたウサネコそして

息子にもマルトリートメンをしてしまっていたことにも気づいたウサネコです

絶望

「マルトリートメント」は「チャイルドアビューズ」つまり「子ども虐待」です

キョロキョロ

虐待は世代間連鎖をすることが知られています

なぜなら

「育てられたように育てる」からです

知らず知らずのうちに

ワザとじゃなくても

繰り返されるのがマルトリートメント「子ども虐待」です

でも安心してください

医学博士の友田明美先生がその御著書で述べられているように

「どんなに気を付けて育児をしていたとしても、マルトリートメントの経験がまったくない親などいない」のだから

『子どもの脳を傷つける親たち』(NHK出版新書)

キョロキョロ

コロナ渦で子ども虐待件数は過去最高(2022年度統計)となったそうです

親だって必死に生活して子育てしてギリギリのところで踏みとどまっている

そんな状況が読み取れそうです

凝視

じゃあどうすればいいの?

泣くうさぎ

とにかく今を生き延びる

やれることをやって

自分を褒めて

自分を認めて

自分を受け入れて

そしていつか

マルトリートメントに気づいたら

「育て直し」を始めましょう

立ち上がる

このブログのなかのテーマ≪「育て直し」実践方法について≫の

タイトル「育て直し」の第一歩 (2018年11月29日投稿)で

「今の、ありのままの子どもを丸ごと受け入れる」とお伝えしています

ハイハイ

そのことを実践するときに役に立つのがアタッチメントという考え方で

ウサネコが息子を「育て直し」したときの始めの一歩が"それ”です

歩く

既に高校生になっていた息子を

生まれたばかりの赤ちゃんを育てるように受け入れましたニコニコ

って

ミルクを飲ませたり抱っこしたりではありません笑

ほんわか

アタッチメントは

英語でAttachmentと書きます

日本語では愛着(関係)と表しています

このことを心理学で初めて用語として用いたのがボウルビィです

そして

そのことを実験で実証したのはエインズワースです

興味がわいたらググってくださいねニコ

にっこり

人間は未成熟な存在として生まれてきます

保護者(養育者)の助けがなければ生きられません

赤ちゃんにとって自分を守り育ててくれる保護者(養育者)は特別な存在です

言い換えると

安心と安全を保障してくれる存在を赤ちゃんは保護者として認知します

目がハート

息子が幼かった頃はウサネコはけっこういい親だったはず。。。はてなマーク

けれど

それはただ

息子が幼かった=弱者であっただけ

弱者だから自分を守ってくれるはずの親=強者の言うことに従っていただけ

だから

思春期に入って自我が大きくなれば親と違う思考で行動し始める

ムキーッ

親の価値観と違うことをやらかす子どもを見て

「はて?」と考えられれば親として成長できたはずだし

または

「これも成長だな」と冷静に対応できる大人であれば受け止められたはず

だと思うのです

キョロキョロ

ところが

「なにやってんの!」と怒ってしまったり

「そうじゃないでしょ!」と親の価値観を押し付けてしまったウサネコ

ショック

やがて息子は理解できない存在になり

息子にとってウサネコは信頼できない存在になり

親子関係はひび割れていったのでした

ガーン

こうして息子との信頼関係が崩れてしまったウサネコ

大事な息子との信頼関係を再び築き上げるために

つまり

やり直すために息子の存在をありのまま丸ごと

受け止め

受け入れ

理解しようと努め

寄り添うことに努めました

もちろん

それまで息子に対してしてしまったマルトリートメントの数々を

しっかり反省することも必要でした

してしまったマルトリートメントをなかったことにはできないのです

でも

やり直すことは可能ですびっくりマーク飛び出すハート

不満

アタッチメントをやり直す

愛着(関係)を作り直す

信頼関係を取り戻す

汗うさぎ

保護者として親として養育者として

子どもからの信頼を取り戻す

それが「育て直し」です

スター

「育て直し」をする中で親自身が「育ち直り」をします

「育ち直り」とは

それまでの自身の価値観を変えること

または

自分自身の価値観の幅を広げて子どもの価値観を加えていくことです

それと

親自身がその親にどのように育てられたのかを考えることによって

マルトリートメント(子ども虐待)の世代間連鎖に気づいたり

自分の考え方の根っこがどこから来ているのかを

知ることもできるはずです

うさぎのぬいぐるみ

赤ちゃんが泣いて何かを訴えたならば親は

「どーしたの?」

「お腹が空いたのかな?」

「おむつが汚れたのかな?」

「眠いのかな?」

「暑いのかな?」

「お熱はないかな?」

いろいろ考えますが

「うるさい!」

「黙れ!」

「泣くな!」

とは言いませんよね?

それとも言っちゃう?

ハートブレイク

親は保護者です

安全を守り

安心を与える存在でいたいものです

大泣き

子育ては大仕事です

その一番初めがアタッチメント

そして一生続くのもアタッチメント

寄り添う

安心を与える

安全を守る

何歳になっても親は親

そして子は子

この関係はあの世までも続くのです

ニコニコ