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家庭教育アドバイザー・家庭教育師のウサネコです
夫が繰り返す「積み木崩し」
夫は怒りをコントロールすることができないのですよ
怒りのエネルギーそのままに感情をぶつけてくる夫
その根底にあるのは何なんだろう?ウサネコは考えました
「オヤジはプライドが高い」という息子
「プライドなんてねえよ」という夫
息子の挑発に逆上する夫
「プライドなんてない」という割には逆切れする
もしかしてバカなのか?と本気で思ってしまうウサネコです
夫は自身が親であり家長であることを
息子認めさせたいし尊重させたいのだろうと思うのです
お父さんなんだぞ!偉いんだぞ!って感じです
敬うことは強制されてすることではないし
「親ならどんな親だって子どもより偉い」なんて時代錯誤だし
尊重は家族がお互いにしあうものであって
親を優先的に尊重しなければいけないってのは
主従関係のようで不自然だとウサネコは考えています
しかし
夫にはウサネコの考えが伝わらないし理解もされない
だから
「子どもに気を遣うなんておかしいだろう」
「子どものほうが親に気を遣うのが本当だろう」
「親が言うことに子どもは絶対服従するべきだ」
こ~んな考え方が夫の頭の中にはカチコチに凝り固まっていたようです
そのくせ
子どもっぽい夫
「いつまでも少年のよう?」と夫は言いますが
ちゃうちゃう
大人になれないまま身体だけ大きくなったお子ちゃまなのです
息子が小さかった頃のことを思い出してみると。。。
ウサネコに叱られている息子に
「やーい 怒られてやんの わーいわーい」
ウサネコの背後から息子を指さしてはやし立てるように言う夫
ガキか!
息子は「オレが長男 オヤジは次男」という言い方をして
夫への不満を表現していました
息子は夫を『尊敬できる父親であってほしい』と今も言い続けています
夫はウサネコにも言いました
息子をかばうウサネコに
「男を立てることもできないのか!このバカ女!」
バカ女?
これほどに夫を立ててサポートしてきているウサネコに
バカ女?
ウサネコは心が折れました
「もう無理」涙が出てきました
そのウサネコを見た息子は
「オヤジ 今回はマジでヤバいぞ」
夫は『お子ちゃま』なのです
妻と息子を守れる『大人の男』ではないのです
だからといって諦めるわけにはいかないウサネコ
ウサネコは家族3人で幸せになりたいのです
心通じ合う
尊重しあえる家族でありたいのです
だとしたら?
夫に変わってもらうしかない!
「過去と他人は変えられない」
「変えられるのは未来と自分」
夫が自分で「変わろう」と思わなければならないのです
がしかし、、、
難題です
ウサネコは決意しました
「離婚しかない」
「家族離散も辞さない」
人生100年といったって残りあと30年とちょっと
くよくよ悩んでいる余裕はない!
ウサネコは叔父さんに訴えました
「離婚させてください!このままじゃ頭がおかしくなりそう!」
叔父さんは再三訴えてくるウサネコの気持ちをやっと理解してくれました
「わかった オレはもう何も言わない」
「ただ あとひと月だけ様子を見てやってくれ」
叔父さんにとっては姉の忘れ形見の甥である夫
子どもの頃から何かにつけ面倒を見てきてくれていましたからね
かばいたい気持ちもおありでしょうし
ウサネコと夫の仲人役でもありますしね
そんなわけで
ひと月だけ様子を見ることを承諾したウサネコは
夫と共に家に帰りました
ギリギリのところで離婚届提出延期となったウサネコと夫
ひと月経つ頃にはどうなったのでしょうか
「離婚離婚てうるさいんだよ!」
「そんなに離婚したいんだったらもういいよ」
「こっちからオネガイシマス!離婚してください!」
ひと月経たないうちに夫がキレてウサネコに言った言葉です
夫の深層心理の中にある何かが爆発するのです
これは
ウサネコがどうこうできるモノではないですね
こういう時ウサネコは
夫と膝を突き合わせるくらいの距離でキチンと座って話をします
夫が冷静さを取り戻すまで待ち
じっくり時間をかけて
夫の言動の意味を説明してもらいます
そんなことが月に一度くらいの頻度でありました
でも
まだ
離婚届は出してないウサネコ
家族3人の幸せのためなら
努力も労力も時間もお金も
使えるものは全て使います
とことんやり切るまでやめないの!ウサネコは!
男としてのプライドなんかじゃない夫のプライド
カッコ悪いのに意地を張って
頑なに心を開かない
愛なんかじゃないですよ~ウサネコの気持ちは
愛なんかとっくにすり切れたし
本当に夫が離婚を望むなら今すぐにでも実行しますよ
でもね
家族なんですよ
息子と夫とウサネコ
この世に3人しかいない家族
なかなか捨てられるもんじゃないのです
さて
夫が「オヤジの役割」を理解するのは
まだまだまだ
先の先なのでした