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家庭教育アドバイザー・家庭教育師のウサネコです
トライ&エラーを繰り返しながらも
オヤジの役割を理解しようと努力を続けている夫
そもそも
なぜ
息子との親子関係が崩壊しかけているのか
息子が幼かった頃
けっこうイクメンだった夫なのに
息子が思春期に入るころから関係はボロボロに
外食に行くと夫は店の方とは話をするのに息子には無関心
家でのご飯でも夫はテレビに集中していて息子の話には無関心
息子の少年団サッカーチームでの活動にも夫は無関心
無関心
そのことにウサネコが気付いたのは
息子が少年団サッカーチームを退団した晩のことでした
この晩のことは
テーマ:夫について。。。
の2021年投稿「問題あり?の夫」から抜粋して再掲載します
退団の挨拶に行った帰り道
息子がボソッと言った言葉
「これでオレに夢は終わった」
そしてその日の夜
息子は私に
「明日から野球をやるからチームを探しておけ!」と命令しました
命令?
そう
まさに命令でした
「俺の言うことに服従しろ」といった感じです
私は息子のいる前で中学時代からの親友に電話をかけました
親友には野球をやっている息子さんがいて
親友の夫さんはパパコーチで練習に参加していました
でも夫さんは野球をやっていたわけではありません
息子さんが野球を始めてから一緒に練習に行くようになりやがて
パパコーチとして世話役を務めていらしたのです
「息子が野球をやると言っているんだけど」
不安でいっぱいだったので声が震えていました
「どうしたの⁉」心配そうに親友が訊ねてきました
事情を話すと「ちょっと待ってね」といって電話を彼女の夫さんに代わりました
すると親友の夫さんが
「心配するな 俺に任せろ」と言ってくれたのです
「明日には入団できるように話は通しておくから」とも言ってくれました
私は泣きました
私の夫は横で聞いていました
ただ聞いていただけです
なにもしてくれないし言ってもくれない
その時 私は初めて気が付いたのです
「夫は息子に関心がない」ということに
私は夫に言いました
「○○さんでさえ親身になってくれているのに なんで無関心なの⁉」
「だって ああゆう集団って好きじゃない」
自分の息子が所属するチームに関わることを「好きじゃない」からしない
そう言ったのです
そういう夫の足元で
息子は床に仰向けになったまま感情のない顔で天井を見つめていました
あ~この頃は「私」という人称を使ってたウサネコです
「息子を愛してる」と言う夫
でも
夫は愛情の表し方を分かっていない
ウサネコもそうでした
ウサネコ自身「育て直し」を始めたばかりの頃
『子どもをありのまま丸ごと受け入れる』と言うことの意味を理解できずに
息子をウサネコの理想に近づけることを優先していました
愛情はどうすれば伝わるのか
子どもへの愛情は
「認める」
「受け入れる」
「受け止める」
「理解しようと努める」
そういうことで伝わります
逆に
「否定する」
「受け入れない」
「受け止めない」
「理解しようとしない」
そういうことで子どもは親への信頼をなくしていきます
何でもない話をちゃんと聞いて「うんうん」「そうなんだ」と
相づちを打ってくれる相手に対して
子どもは心の内を話してくれます
夫は何でもない話を聞くことを面倒くさがりました
過干渉なのに無関心
まだ言葉もうまく話せないような幼児に対してはイクメンでも
面倒くさい話を「ねえねえ」としてくる年代になると無視するオヤジ
猫に対しても同様です
ウサネコの家では自宅の縁の下で生まれた野良猫の子が二匹同居しています
夫は猫トイレの掃除などはやってくれます
但し
3日に一回
たまに猫の名前を呼んでちょっかいを出しますが飽きればポイ
ブラッシングなんて面倒くさがってやりません
おやつをあげるのも面倒くさいといってやりません
猫と子どもを同列にするのはどうかとも思いますが
まぁ一事が万事って感じです
子どもはいづれ大人になります
親と同等の力を持つのです
親と対等です
そのことを理解しないと信頼関係は崩壊します
夫はウサネコが本気の離縁宣言をしたことで変わる必要性を感じたのでしょう
「親子の信頼関係」
「家族の信頼関係」
「夫婦の信頼関係」
どれも
「無関心」
「対等」
「認める」
「理解しようと努める」
そういうことがないと崩壊するのだとウサネコは思います