こんにちは。
井本です。
今回は、「子どもの性格と環境からの影響」についてお伝えしていきます。
生まれたばかりの赤ちゃんに同じ体格、顔の子はいるでしょうか?
もちろん、いませんよね。
それと一緒で、赤ちゃんの性格もみんな違います。
性格の違いは生まれつきのもの
です。そして、これは環境に左右されるものではないんです。
例えば、同じ両親から生まれた兄弟は同じような環境で育ちますが、性格が同じ子どもというのはいないですよね。
むしろ、正反対だったりすることの方が多いのではないでしょうか。
・物静かな子
・活発な子
・慎重派な子
・気難しい子
などなど、本当にさまざまです。
まさに、個性ですね。
どの性格が良い悪いではなく、個性としてとらえます。
そのうえで、接し方や環境を用意するのがいいのかなと思います。
性格は生れつきのもので、環境には左右されない、個性ということですが、
では、環境の果たす役割はあるんでしょうか。
性格は環境には左右されませんが、取り巻く環境から大きな影響を受けます。
その最たるものが、家庭環境です。
まず、前提として、人間が発達していくスピードは遺伝子的にプログラムされているものなので、基本的には決まっています。
しかしながら、
毎日の生活が刺激があると、発達プロセスは順調に進みます。
反対に、刺激のない環境だと発達のプロセスが遅れがちになることがあります。
アメリカのブルーナー教授のこんな実験があります。
赤ちゃんを2つのグループに分けました。
・刺激の全くない部屋のグループ
・刺激のある部屋のグループ(具体的には、ガラス越しに働いている人の姿が見え、天井や壁、布団には式彩色豊かな花模様。絶えずBGMが流れる、良い刺激のそろった部屋)
これらの部屋で数カ月育てたあと、2つのグループの知能の差を測定しました。
結果は
刺激のない部屋で育った赤ちゃんは、刺激のある部屋で育てた赤ちゃんよりも3カ月発達が遅れていました。
このことからも、
赤ちゃんにとって、刺激のある環境が大切
ということが分かります。
ぐちゃぐちゃ遊びの親子教室は、子どもの個性を尊重しながら絵本や絵の具、粘土遊びを通して五感にアプローチしていくプログラムです。
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今回は、
性格は生れつきで環境に左右されませんが、赤ちゃんは環境から大きな影響を受けて育ちます!
というお話でした。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
今日もみなさんが笑顔で過ごせますように。