こんにちは。

 

日本乳幼児遊び教育協会

ぐちゃぐちゃ遊び認定講師のあやです。

 
ご覧いただきありがとうございます。
 
前回は「レッジョエミリアアプローチ」についてお伝えしました。
 
今回は、「教育と遊育の違い」についてお伝えします。
 
まずは、教育とは。
 
この言葉はみなさん、よく耳にするのかなとおもいますが、簡単にいうと、
 
 
教えて育てる
 
 
ことです。
 
 
特徴としては
 
学びに対して子どもが受動的
 
ということ。
 
もちろん、自分で考えることもあるけれど、基本的には受動的なものです。
 
教える人がいて教える、指導するということ。
 
大人が教えることが主体なので、大人が知っている範囲のことしか教えられません。
 
つまり、教える大人の知識や想像の範囲を超えらないんです。
 
例えば遊び方の決まっているおもちゃで言うと、大人は説明書に書いてある通りの遊び方を教えてその通りに遊ばせようとすることです。
すると、子どもは説明書通りの遊び方しかしない可能性があります。
 
 
 
では、遊育とは。
 
 
遊び育つ
 
 
ことです。
 
 
特徴は
 
学びに対して子どもが主体的である
 
ということ。
 
子どもが自分で見つけたもの、興味のあるものから学びを広げていくので、子どもが主体になります。
 
子どもが自ら学んでいきます。
 
遊びや活動の中で、自ら学びや発見をしていくので、大人の知らないことも学ぶことができます。
 
つまり、大人の知識や想像を超えることができるんです。
 
 
大人は、上から教えて育てるのではなく、子どもの持っている力が育つようにサポートすることがポイントです。
 
例えばおもちゃでいうと、説明書に書いてある遊び方とは違うんだけど、大人の思っていたそれとはまったく違う方法で遊び始める(危険のない範囲で)ことです。
子どもが自分の意思で手に取ったおもちゃなので、意欲があることが多く集中できる場合が多いです。
 
どっちが大事ということではなく、どっちも大切にできたらいいのかなと思います。
 
みなさんはどう思いますか?
 
 
次回は「なぜ遊びが大切なの?」をお伝えします。
 
 
最後までご覧いただきありがとうございました。
 
今日もみなさんが笑顔で過ごせますように。