久しぶりにテニスのレッスンに行ったところ、身体が重く、すぐ息が上がった。
ネット際にドロップショットを落とされ、いつもはベースラインから走って返せるのに、2バウンドになってしまった。
続けてテニスをしていないと、すぐ体力が落ちてしまう。
6月に左足首をケガして、復帰してからというもの、左足首に意識を向けるようになった。
最初は痛みがないかを確認しながら、打っていたのが、いつのまにかクセになっていた。
サービスの前に左足にいったん体重を乗せてから打つようになった。
バックハンドのとき、左足を意識するようになった。
フォアハンドでは、左足は棒のように動かさず、軸とするだけ。
つまり、無駄な動きをしない省エネテニス。
ケガをしてしばらくテニスができなかったけれど、結局プラスに生きている。
おまけに、疲れてくると、妙に攻撃に出てしまう。
『早く、ポイントを獲って、終わらせたい』
と思っているのかな。
『ここは、つなぎで(いいよ)』
と攻めた時に、コーチから言われた。
いろんな発見がある。
ジュニアだったら、動いてこそだろうけど、年齢を重ねると、ケガをしないよう、自分の身体とつきあうことが優先される。
テニスを通じて、自分自身と向き合っている。