馬頭星雲 冬の夜空を見ると様々な「星座」があります。その中でも、「オリオン座」は代表的な星座ですね。オリオン座の中央に3つ横に並んでいる星があります。その一番左にある星の下くらいに肉眼では見えにくい「星雲」があります。その星雲は
「馬頭星雲」と言われています。(写真中央付近)
この星雲は、馬の頭のような形をしているからこのような名前がついています。
すごいでしょう!

天体望遠鏡は小学生の頃、買ってもらいました。でも、なかなか星や星雲に焦点をあわせることは難しかった。なぜなら、望遠鏡は何倍も倍率を上げているので、とても星の動きを手動で合わせるのは子供には難しかった。
(今は全自動式があります)
でも、月の「クレーター」を見たときのとても感動した記憶は残っています。
そして、20代の頃、またもや天文に目ざめ、天体望遠鏡を購入しました。
そのときは、会社の仲間を呼んで、月のクレーターを見たり、土星のリングを見たりしていました。
そして、この「馬頭星雲」は普通に望遠鏡で見るとこんなにきれいではなく、白い雲のような感じです。色はレンズにフィルターをかけたり長時間露光させます。
でも、感動でした。とても感動しました。
「こんなに広い宇宙。その中でこんなにちっぽけな自分。こんな小さな自分が抱えている悩みなんてちっぽけなもの」
このように感じました。

先日、その天体望遠鏡で月を見ました。
娘が、「月にはほんとにうさぎがいるの?見てみたい」と言ったからです。
そして、望遠鏡を月にあわせると、

「ぼこぼこしてる。すごいすごい!」
でも、うさぎはいないね。でも、すごい!」と。

4歳の娘でも月のクレーターを見たら感動です。

「うん。うさぎはいないけど、望遠鏡で見るとお月様はすごく広くて大きいね、すごいね」と私は娘に言いました。

もっともっと、子供たちに「感動」を与えたい。
そのためには自分がもっともっと感動できる人間になりたいなぁと思っています。