2025年9月3日、沖縄セルラースタジアム那覇で注目の壮行試合が行われました。
対戦カードは
侍ジャパンU18(高校日本代表) vs 沖縄県高校選抜
結果は、4対3(7回終了)で侍ジャパンU18の勝利!
特殊な試合状況
試合前には雨の影響で 30分遅れの開始。
さらに試合中も雨で 1時間以上の中断 を挟み、最終的には 7回制 となりました。
また、この壮行試合は 木製バット使用。
普段は金属バットで打ち慣れている高校生にとっては打者不利な条件となりました。
注目ポイント①
沖縄尚学Wエース対決
日本代表先発:末吉投手(沖縄尚学)
2回無失点、被安打3
沖縄選抜先発:新垣(有)投手(沖縄尚学)2回1/3 被安打5安打 2失点
お互い夏の疲れもあったのか苦しい投球でしたが、試合を壊すことなく粘投しました。
同じチームで甲子園を制した2人が敵同士として投げ合う姿に、スタンドは大きな拍手。
注目ポイント②
レベルの高い沖縄県高校選抜選手
投手:新垣元基(宜野座高)
1回2/3 無安打 無失点
140キロ超のストレートを披露。
ピンチの場面で登板し、回またぎも完璧に抑える堂々の投球
野手:イーマン琉海(エナジックスポーツ/セカンド)
3安打 2打点 1盗塁
初回にはレフト前ヒット
5回にタイムリー二塁打
7回には内野安打で追加点
守備でもライナーをキャッチし、素早いダブルプレー
走攻守すべてで魅せ、日本代表に選ばれていないのが不思議に思える存在感でした。
注目ポイント③
指揮官・比嘉公也監督
沖縄尚学を率いて甲子園を制した比嘉監督が、県選抜を指揮。選手の特徴を知り尽くした投手リレー采配は見事。最後まで日本代表を苦しめる戦いを演出しました。
球場の雰囲気
中断後はブラスバンドが演奏できず、拍手・歓声・指笛がスタジアムに響き渡り、これぞ沖縄野球という雰囲気。満員の観客が作り出す熱量は、選手たちの背中を大きく押していました。
主将・阿部選手の言葉
試合後、日本代表主将・阿部選手がワールドカップへの決意を語りました。その内容は力強く、チーム全体が世界へ挑む姿勢を示すものでした。