先週ネット報道で宗谷本線の雄信内駅

と南幌延駅が来春の廃止見込み との

報道がありました。

 宗谷本線 雄信内駅(おのっぷない)

天塩郡幌延町字雄興

開設   大正14.7.20   

キロ程  183.7(旭川駅起点)

電略    オノ       1日の乗降客数   44名(昭和56年)



昭和58年小学館発行 

「国鉄全線各駅停車❶ 北海道690駅」

私の40年来の愛読書です。



雄信内駅の記述は

糠南仮乗降場からもう一つ上雄信内

仮乗降場と、二つ間にはさまって

雄信内の駅がある。ここも上りホーム

が、下りホームの半分くらいの長さで

ある。

「オ=ヌプ=ウン=ナイ」(川尻に原野

のある川)がもとの呼び名である。

確かに谷が開けて平地がひろがって

いるが、米作はおこなわれていないよう

だ。白樺の疎林が美しい。

天塩川は、このあたりから、いくつも

本流の周りに沼を作っている。

これは、増水のたびに水路が変わった

痕跡であろう。


と記述しています。

 

 

 一日上下3本。普通列車のみ。

下りは全て稚内行。上りは朝の1本のみ旭川

行。他は名寄行です。18きっぷでも訪れ難い

駅です。

 待合室に貼られていた 18きっぷの

ポスター。

一生来なかったかもしれない場所に

来ています。   本当にそうですね。


 

 駅舎は冬期の除雪基地として使用

されている様子で、石油ストーブ

のタンクも屋外に設置されていま

すが、待合室にはストーブは無い

です。

 単線区間の交換所として、信号場と

しては残るのでしょうか?。

 

 駅近くの住居。人の気配なしです。