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自分史【行動編】⑤苦悩の選択
車ディーラーの仕事は、
面白く成果が上がて行った。
給料は少ないが
多少の歩合もあった。
毎年、全国のディーラー
対抗のコンテストがあり、
我がチームは私の頑張りで
全国３位を獲得した。
２００チームの中の３位で、
有頂天になり、海外旅行をゲット。
入社３年目の夏だった。
確かにそこまでの
成績を上げるには、
夜討ち朝駆けと
寝る間を惜しんでの
営業活動だった。
正直、身体は疲れているし、
寝る暇もないくらいだったが、
持ち前のやる気スイッチが入ると
私は猛烈に頑張れるのだ。
丁度その頃、子供が産まれ、
妻は私の不規則な生活と
育児ノイローゼ気味になって
実家に帰ってしまった。
妻は実家で相談したらしく、
お願いだから転職して、
規則的な仕事をしてほしい。
無理なら離婚しかない。
と脅しをかけられた。
仕事では絶好調だが、
私生活では絶不調！
悩んで先輩や上司に相談したが、
結局、転職を選び辞表を出した。
当然、上司や所長まで
わが家へ何度も来て、
引き留め工作や働き方提案まで
してくれたが退職した。
会社からは惜しまれながらの
退職だったが、
根が真面目な私は
転職に対する罪悪感があり、
次は長く勤めたいと考えていた。
そこで、面白そうな求人が
求人誌に載っていて、
先ずはアルバイトとして
様子を見ることにした。
次回へ続く↓↓↓