ガン治療のため、無菌室で自家移植を経験した。

それは、1ヶ月だったがそれはそれは長く眠れない日々だった。

吐き気と、だるさとで意識ももうろうとしていた。

半年間の入院の末、2回目の移植まで退院することとなった。

この間、抗ガン剤が身体から抜けず、だらだらと日々を過ごすだけ・・

挙げ句の果てに、退院したのにやる気が無い!と会社から解雇通告:-)

27年の勤務もあっと言う間に奪い去られた。

抗ガン剤治療って、身体がリセットされる為、体毛全てが抜け、脱力感がすごかった。

心配かけたくないから、もう大丈夫!と言っていたのが仇となり、大丈夫なのに仕事に出ないと・・・


2度目の移植まで毎月の検査がある。

これがまた治療費が高い。

すでに高額医療でお金を使い果たし、おまけに発病前に保険も期限が切れていた・・・

そんな時に限って病気って現れるのかも。

半年の自宅療養期間が過ぎる頃、最終の検査結果が出た。

”緩解” 要するにガンはほぼ見つからないとのこと。

現状では移植は無意味の為、このまま様子を見ましょうとのことで、入院は見送られた。

とても、幸運なこと! あり得ない感激! 神様みなさまに感謝!

しかし、現実は甘くはなかった。

命は残った。。 しかし、生活を支えるお金を稼ぐ手段が閉ざされた。

幸い、家内が働いてくれていることと、子ども達が成人していることが救い。

でも、人は働く気力と人間関係で生きている。

仕事先で喜ばれる事が、働く意欲だったのに・・・・

命だけが残った

50を前に就職は見つからない。

おまけに、骨が折れやすいから、肉体労働はダメ!と医者の言葉・・・

やれやれ、そろそろ疲れてきたよ。