10月8日 

 

岡崎 令治 おかざき れいじ

1930年(昭和5年)10月8日 - 1975年(昭和50年)8月1日

日本の生物学者(分子生物学)

 

1966年、DNAの合成前駆体である短断片(岡崎フラグメント)を発見

1970年、内藤記念科学振興賞受賞。1971年、朝日賞受賞。

1972年、岡崎フラグメント間をつなぐRNAを見いだし、DNA非連続合成のモデルを完成

【岡崎フラグメント】

DNA複製におけるラギング鎖の合成時に

DNAプライマーゼ

DNAポリメラーゼIIIによって形成される

比較的短いDNA断片(フラグメント)のことです。

 

生物教材製作所

 

分子生物学の教科書なら必ず記載されている岡崎フラグメント

日本の分子生物学の金字塔であると言われていて、以下の名言が残されています。

「何が「essential」か、

そして「essential」なことを解析するためには

どのような決定的実験をやるべきか。」

 

一応

「essential」

名詞

1[しばしば複数形で] 本質的要素; 主要点.

2なくてはならぬもの,必要不可欠なもの.[ESSENCE の形容詞形]

 

1975年 広島生まれ被爆が原因とされる慢性骨髄性白血病で米国旅行中に急逝されました。

44歳でした。

限りなくノーベル賞に近かったと生物学、遺伝学の講義で必ず言われます。