中学時代は、学校の事はほとんど話さなかった長女（高１）。
荒れた環境だったので、楽しくなかったのも原因。
その反動か、高校に入ってからは、今までなかった報告が、
ウソのように、しゃべる！しゃべる！！しゃべりまくるっ！！
学校での出来事、友達との事、コース活動、
時にはパフォーマンスコースでのトレーニングも強要してくる。
腹筋背筋の基礎体力作りはもちろん、
相手の目を見ながら「１，２，３，１，２，３・・・」を
２人で交互に言っていく訓練もさせられる。
そのスピードについて行けなくて、
途中で、今度何番を言えばいいかわからなくなって、
私の頭の中は大混乱！
たいてい入浴後から就寝までの間なので、２２：００～２４：００。
何もなければ付き合えるのだが、
強烈な睡魔に襲われて、目がショボショボしているときや、
急ぎの原稿書きがあるときは、少々辛い。
けれど、楽しそうに生き生きと話す長女の姿が嬉しくて、
“もう寝たいぃ～”や“ううぅ～原稿書きたいぃ～”
の気持ちを抑え、耳を傾ける。
自分が今すべき目の前の事を、一生懸命頑張る長女の姿に、
こちらも頑張ろうと思わせられる。
そして私のわずかな原稿料の中から、
毎月、養成所レッスン料が引き落とされる事も嬉しく思えてくる。
“いっくらでも払うから、とこっとんレッスンしなさいっ！！
”
と太っ腹を装いつつ、本当は乏しい残高をため息交じりで見ていることも、
“ま、いっか”
と思える。
古臭い言い方だが、
【やぁ！青春してるね！！】
と長女を茶化しつつ、２、３日後に、年齢を感じざるを得ない筋肉痛で、
動きが怪しくなるゆきえでした。