この3連休、東京はとても寒い~。
新成人のみなさま、おめでとうございます!!
月曜担当のshinkoです。
寒いといいつつ、連日あちこちへでかけている私ですが、
今日は、さむ~い冬、暖かい部屋の中で子どもに読み聞かせるのに
ぴったりの絵本を紹介します。
まず、トップバッターは、
今年の干支「ねずみ」が大活躍する、
おなじみ「14ひき」シリーズの新刊、
「14ひきのもちつき」(作・絵/いわむらかずお、童心社)。
- 14ひきのもちつき/いわむら かずお
- ¥1,260
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季節感いっぱいの風景の中で、
14匹のねずみたち大家族が織りなす物語。
家族みんなで、朝早くから「もちつき」の準備を開始!
もちろん、10人兄弟の子どもたちもお手伝い。
ぺったんとったん、さあ、どんなおもちができるかな?
近ごろでは、「餅つき」を体験したことがないパパやママも
多いかも・・・。(私もあまり記憶がない)
この絵本を読みながら、子どもといっしょに日本の伝統や
家族のぬくもりを感じてみてはいかがでしょう?
さて、お次は近代児童文学の名作、
新美南吉の「てぶくろをかいに」です。
雪がたくさん降って「手が冷たい」という子ぎつねに、
手袋を買ってあげたい母さんぎつね。
でも、人間が怖くて街へ行くことができません。
そこで母さんは、子ぎつねの片方の手を人間の手に換えて、
一人で行かせます。
けれども、子ぎつねはまちがえて、きつねの手のほうを
帽子屋に見せてしまうのです。
名作であるが故、じつに多くの出版社から刊行されている
絵本です。その中から、今回は、いもとようこさんが絵を描かれた、
金の星社のものをセレクトしました。
いもとさんの描く、お母さんきつねの繊細な表情と親子の情景は、
とても優しく美しく、ぜひ読んでもらいたい一冊です。
- てぶくろをかいに (大人になっても忘れたくないいもとようこ名作絵本)/いもと ようこ
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さて、さいごに紹介するのは、
加古里子さんの「だるまちゃん」シリーズから、
「だるまちゃんとうさぎちゃん」(福音館書店)。
私も子どものころから大ファンだった、
ユニークなキャラクターたちが登場する、
ほのぼのと温かく、遊び心いっぱいの「だるまちゃん」!
じつは、英語版も出ているほど、海外でも人気のシリーズなのです
雪の日、だるまちゃんたちはうさぎちゃんたちと出会い、友だちになります。
雪や手袋を使った、冬ならではの楽しい遊びがたくさん出てきて、
思わず雪遊びがしたくなる、楽しいお話。
読み終わったら、絵本に出てきた遊びを子どもといっしょに楽しんでみるのも
すてきですね♪
- だるまちゃんとうさぎちゃん 英語版 (Tuttle for Kids)/加古 里子
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