ホームで電車を待っていると電車

前に細身の若い女性。

ぴったりしたジーンズが余計に足を細く見せている。

何気に肩からかけている鞄を見ると、

【おなかに赤ちゃんがいます】音譜

と書かれた缶バッチが。

ひぇ~こんなに若くて細い女性が、

妊婦さん!?と驚いた。

私は3度の妊娠中、とても体調が悪くガーン、出かけるたびに駅長室に運ばれたり、道行く人のお世話になったりした。

その経験から、街で見かける妊婦さんには、自分のことのように心配になってしまう。

目の前の女性は、どっからどう見ても妊婦さんには見えない。

全然お腹が目立っていないところを見ると、まだ初期なんだろうな、つわりが1番ひどい時期だな、車内で座れるといいな、私が座れたら席を譲ろうかな、などと、人事ながら、やきもきしていた。

ほどなくして電車が着たが電車、止まったのが車両の連結部分だったため、私と女性は、左右の車両に別れてしまった。

おばはん根性丸出しでべーっだ!席を確保し座って、隣の車両を見ると、さっきの女性はつり革につかまって立っていた。

ホームに並んでいる間、缶バッチが後ろの私に見えていたということは、女性の前に座っている乗客には見えていないということだ。

電車が駅に到着するたびに車内が混んできて、結局あの妊婦さんが座れたかどうか、わからなくなってしまった。

今回、私が見かけたのは缶バッチだったが、ストラップの場合もある。

目立たないお腹では、体調がすぐれなくても中々言い出しにくいもの。

妊婦さんマークを見かけたら、席を譲ってあげましょうベル

今後、お年寄りや体の不自由な方たちはもちろん、お腹の目立たない妊婦さんへの配慮も、もっともっとされていくといいなぁ~合格

                               ゆきえ