7月27日、北九州で、心が抉り取られるような痛ましい事件がありました。


保育園の園児が、40度を超える送迎バスの中に3時間以上も放置され、

しかも発見してから119番通報するまでに、30分以上もあったというのです。

また保育士は、園児がいないことに気付く機会は、

お昼寝やおむつ交換のときなど、

再三あったにもかかわらず、結果的におやつのプリンが余るまで

見逃していたうえ、確認もしていなかった怠慢業務。


わずか2歳の園児は、熱射病で亡くなりました。

これは、殺人だと思います。

こんな残酷な殺人事件に、私は怒りが収まりません。

そしてこの怒りをどこにもっていっていいのかもわからず、

ただただ心が痛いです。

ご家族のお気持ちを思うと、やりきれなさでいっぱいになります。


今回は職務怠慢で起こってしまった殺人ですが、

ときに、両親が我が子を置き去りにしたままパチンコをしていた、

というニュースも聞きます。

小さな子供の尊い命を、大人が守ってやらなければ。

こんな当たり前のことができない大人は、

親になる資格は無いのではないかと思います。


子供の親なんだ、という自覚と責任を持って、

慎重に行動しなければいけませんね。


                            ゆきえ