こんにちは、浦入智子です。
今日と明日の、親業訓練オンラインクラスで、宿題が続々集まってきています(笑)
この宿題で、理論の解釈が間違っていないか、チェックしています。
その他、受講生の方の前向きな姿勢や、講座に望んでいる事が見えてきます。
宿題を課題に添って一つ一つしっかり向き合って考えている方は、日常の気づきもとても多いですね。
ま、そのように、宿題が構成されているのですが(笑)
え~
もう、ここまで気づいたんだ、とビックリ。
本当に純粋に自分の心と向き合っているんだなと、拝察します。
親子の問題が
どうにもならない程に大きくなっていると、冷静さを欠いてしまいがちです。
だからこそ、
ちょっと立ち止まって、
自分の在り方や気持ちも見直す時間が大事だと思う。
親業は
親としての自分を成長されるための講座だからね。
習得へのモチベーションが高まると、
宿題への取り組み方も、かなりハイレベルになってきます。
日常のコトバを変えるということは、
日常に根差した「無意識」「口ぐせ」の見直しです。
何気ない会話
何気ない日常
何気ない沈黙
全て、コミュニケーションです。
すると、
子どもが発する、
一つ一つの言葉、動作、態度、
←これが観えてくる!
今の「子どもの在りよう」は
これまでの親子間のかかわりの結果です。
日常生活の
あらゆるコトバ、態度、しぐさ、すべてレッテルを貼らずに先入観を持たずに、よく観る事。
これも訓練です。
よく観ていきましょう。
親業は
子どもの心を伸ばす親のかかわり方を、
ご自分で出来るようになるために確立された一つの方法論としてのメソッドです。
まずは、方法論としてのメソッドの「習得」を目指しましょう。
親業でゴードン博士が提唱している理論を「完全に理解」すると、すんなり取り組めると思いますが、
理論を完全に理解していなくても、
メソッドの習得は可能です。
逆に、
自分の頭で完全に理解することを優先する方は
他の育児書の理論や考え方に引きずられて、あるいはご自分に都合の良い考え方に脳内変換されてしまうように感じます。
ゴードン博士の理論は、他の子育ての理論とは違うところがありますが、
すべて、メソッドに当てはめて考えていくと悪いことにはなりません(キッパリ)
ですが、メソッド通りでない「良いとこどり」は自己流はかなりキケン。
メソッドを「実践」していない人は、
残念ながら、
いつまで経っても親子関係はそのままだと思います。
また、グルグル思考のまま固まってしまっているかもしれないので(笑)、
何とかしたいと本気で思っているのなら、
早めにもう一度、講座を1から受講されるのがおススメです。
動くことです。
(あ、勝手に改善していくだろう、、、という淡い期待を追いかけている他責の人は別です)
子どもの立場になると、
親が変わろうとしている!
子どもの立場を分かろうと努力している!
親のやり方を一方的に押し付けるのはもうしないと覚悟してきた???
という事に気づき、
マジ?ほんま?
と怪しみながら、
でも、ちょっとだけ親の変化に期待していた時に、、、、
結局は
親が「譲歩する範囲」に自分が収まらず、
つまり、親の思う通りにならないとわかると、
途端に「元どおり」の親に戻り、
さらに自己流の強固な刃を向けてくる、
それでは、
子どもは期待した分ガッカリする、、、、
こんなことになっているのか、私はとても心配
ま、
親が「良い親の仮面」をかぶらなくなっただけ、「偽りの受容」の悪影響は避けられるかもしれませんが、
親が「内外不一致」なことを、
結局は「子どもを思うように支配したい思考を捨てきれない」ことを、
純粋で無垢な子どもは、どのように自分の中に落とし込んでいくのかと思うと、
本当に苦しくなる。