ホームランの打ち方を「知っている」ことと、

 

実際に、ホームランを「打てる」ことは、

 

まったく「ベツモノ」のです。

 

 

 

車を運転する方法を「知っている」知る事と、

 

車を運転「できる」こととも、

 

まったく違う。

 

 

 

子どもの話の聞き方を「知っている」ことと、

 

実際に、子どもの話を「聞ける」ことは、

 

こ~~~~~~~~~~~んなにも違うモノなのか!!!!

 

 

 

やり方を知ることとは、「知識」を得る事です。

 

やり方通りできることとは、「技能」を体得する事です。

 

行動であり、

動詞です。

 

 

やること。

動くこと。

 

 

スポーツの世界や、

車の運転、

音楽の世界など、

 

 

技能上達にはただただ練習あるのみ!なのは、

もはや、当たり前すぎること。

 

 

対話や

コミュニケーションの技能も、

 

 

まったく同じことです!

 

 

上達のためには、ただ、練習あるのみだし、

練習次第で確実に上達していきます。

 

 

 

そして、

家庭での日常会話を変える事は、とても難しいです。

 

 

なぜなら、

今までの「癖」がドップリとついているからです。

 

 

例えば、

野球のピッチャーが、

自らの投球フォームを変えようとするときに、

 

どれくらい、意識して、投げ込みながら、自分のフォームに落とし込んでいくのでしょうか。

 

 

私は、

新しい聞き方をマスターするには、

右手で持っている歯ブラシを左手に変えるくらいの練習が必要だと、

お伝えすることがあります。

 

 

言い換えると、

コミュニケーション技能の上達とは、

意識と練習あるのみなのです!

 

 

だれでも可能だと言うこと。

 

 

ただ、

意識と訓練をする場が、あなたの周りに今までなかったというだけの話です。

 

 

 

クローバー

 

 

 

うっそ~

びっくり!

どうなってるんや??????

 

 

驚愕の事実にコトバを失うくらいの驚き感。

 

ま、

子どもの為に、良かれと思ってわざわざかけている言葉でも、

「え?こんなに?」

というほど、響いていないのがわかるので、

ビックリするのも、ムリはありません。

 

 

この違いがわかることが、

聞き方のトレーニングの第一歩です。

 

 

でもね、

あなたも遠い昔の親への気持ちを思い出すかもしれません。

 

 

認めて欲しかった

もっと話を聞いてほしかった

なぞに反発心が起こった

親の事もわかるけど、でも、素直になれない自分がいた

気持ちがささくれだった

色々と褒めてくれたけんど、なんか、変な感じ

よくわからない違和感だらけ

私が悪かったんだ、どうしようと思った

ダメダメの自分と、そんな風に言わなくてもいいのにという、ぐちゃぐちゃな気持ち

 

 

子育てをしている時、

時に、自分の子どもの頃の感情に出会ってしまいますよね。

 

 

 

私たち自身が、

親にもっと愛されたかったという気持ちを抱きながら、

子育てするというのなら、

 

 

そこは、特に注意が必要だと思います。

 

 

皆、

自分が育てられた子育てが、

デフォルト値になっているから、

 

 

熱心な人ほど、反対側に振れ過ぎてしまうんですよね。

 

 

ここに気づいていないと、

自己流の子育てになって、

 

 

結局は

親と同じことを繰り返してしまう結果になってしまう。

 

 

子育ては

全ての人が当事者なので、

一般の人では、なかなか客観的に観られない部分があると思います。

 

 

昔の子育ては、

兄弟も多く、親戚にも揉まれて、

人間関係が大変だったろうけど、大人数の中でワイワイガヤガヤとやっているうちに、

 

 

子どもは親の苦労する姿を見ながら、自然と人格が磨かれていったのかもしれません。

 

 

今は、核家族が主流。

人生の中に登場する家族のメンバーの人数が少ない分、お互いの影響力がさらに強くなっていると言えるかもしれません。

 

 

だからこそ、

子どもにいい影響を与えられるように、「親」を学んでみて欲しいと思います。

 

 

大切な子育て。

 

 

頭で考えるだけでは、一向に解決しないのは、こんな理由があったのだと、

リアルにわかることで、ズドンと腹落ちし、

 

 

自分の子育ての「引っ掛かっていたところ」や「これからやるべき道のり」が、ますますクリアになっていきます。

 

 

道のりが具体的に手に入るだけで、本当に肩の荷が下りますよね!

 

 

そして、たいへんだけど、

未来への理想の子育てを目指していきましょう!

 

 

親業訓練で学ぶ道のりを

クラクラしながらも(笑)

一歩ずつ、

確実に、

確信をもって、

自信をもって、

手応えを持って、

次に進んで行くのです。