なぜ?そんなに子どもの事を悪く考えていたのか?
なぜ?そんなにダメなヤツだと「思い込んで」しまうのか?
私達は、コミュニケーションの罠にまんまと引っかかってしまうと、
自分の中の妄想から相手を観てしまいます。
親のレッテル張り、
先入観の言葉に、
ほとんどの子どもは抵抗できません。
何度も繰り返し言われ続けると、
いつしか、
子どもが諦めて受け入れます。
親の言葉は、
子どもにとって、大きな権威で、強く影響を受けます。
既成事実を作っているのは、
親の方です。
子どもは、考える力も思いやりの心も持っているのだけど、
子どもなんて何もできない存在で、
無知で無能、思いやりの心もない。
と思っているから
その通りになっています。
子どもに自立や思いやり、社会性を期待するのであれば、
変えるべきは、まず親自身の毎日の言葉や関わり方です。
長い年月をかけて、子どもの自己概念は育っていきます。
そして、
頑なになった心を溶かす言葉は、
テクニックではありません。
愛が「ホンモノ」だと、わかるだけ。
新しいコミュニケーションが必要です。
魔法が解けるように、気持ちはほぐれていくでしょう。