今日は、親業訓練講座の再受講クラスでした。

 

親業は、

親業訓練講座の受講が終わってからが「本当のスタート」と言われます。

 

なぜなら、

親業訓練講座は、親子関係をよくする「ツール」を手に入れる為だけの講座だから。

 

受けただけでは、定着しないで、元に戻ってしまう恐れあり(-_-;)

 

本当の本番はそれから!なのです。

 

 

再受講クラスを受けられている方は、みなさん、この方法に手ごたえを感じてもっと自分に落とし込んでいきたいという方ばかり。

 

なので、学ぶ姿勢もより意欲的です。

 

講座を受講して手に入れたその「ツール」を、もっと自分の子育ての中に「落とし込み」たいと望み、

 

そして「使い込んで血肉にする」ための、継続した体験学習です。

 

コミュニケーションは、技能なので、

 

技能練習こそ、上達の近道です!

 

 

今日は、

親業の魂である、親子の対立を解くための「ロールプレイ」を2つ、ガッツリ体験しました。

 

 

思春期の双子の子ども VS  母親

 

という設定で、親子の対立を解決していく、ロールプレイです。

 

子ども役の方は、子どもになりきって(笑)、

 

「カンケ―ないやん」

「放っておいて」

 

などなど、ものすごくリアルな状況なのです。

 

ですが、

はじめは反抗的だった子どもが、

親の姿勢、論点、態度、コトバ遣いなどなど、関わり方の質をあげることで、

ドンドン気持ちが紐解けていき、

 

それぞれに思い込みがあったことを実感し、

話し合いに協力的になっていき、

気持ちの変化を体験する様子は、

 

感動的です!

 

シンプルだけど

理想論にとどまらない、

曖昧な抽象論が一切ない、

 

人間関係の深い学びがあるのが本当に面白くて贅沢で豊かな時間なのです。

 

 

 

クローバー

 

 

親子の対立を解くため欠かせないのは、

親が自己開示して、率直に自分を話す姿勢です。

 

親子関係がそれほど悪くなくて、

親業訓練講座で学んだ能動的な聞き方を、意識してコツコツと行なっていると、

 

中盤で出てくるわたしメッセージの威力に驚かれる方がいます。

 

「拍子抜けでした」

「肩透かしのようでした」

 

など。

こんなに子どもに通じる事に、ただただビックリ!なんですね。

 

私も、

わたしメッセージが効きすぎて怖かった覚えがあります。

 

同時に

子どもに「滅多な事は言えないなぁ」と実感したし、

 

自分の不機嫌さを、子どものせいに出来ないな、とも思いました。

 

親業の「わたしメッセージ」については、誤解も多いので、ぜひ、丁寧に学んでほしいところです。

 

自分の本当の感情は深く隠れている事が多いです。

 

そもそも気づいてないってことも、、、、。

 

でもね、

身体が反応してるでしょ?(笑)

 

深いところからの疼きや苦しさなど、

何度も出てくるのは、未解決の問題が残っているからです。

 

 

大切な人との深い対話には、

一瞬で心を溶かすほどの作用があるのです。

 

 

人が癒されて元気になる源は、それはもう「愛のチカラ」なのですが、

 

 

まずは怒りや悲しみの奥にある愛を思い出して、

自己一致の言葉を見つける事がとても大切です。

 

その為のヒントが、親業のわたしメッセージにあります。

 

 

これは、

一人ではなかなかたどり着けないのは、

自分の事を客観視する練習が足りていないからです。

 

 

まず、

ありのままの自分を受け入れられる自分になる、ということ。

 

ものすご~く抽象的ですが、

ここは、実際の他者との対話の中で、ジワジワと理解していくところなのかもしれません。

 

 

インストラクターの元で、

訓練を受けると、何となくわかっていくと思います。

 

 

強くなるために学ぶという選択。

 

いや、

学ぶから、強くなれるのだと思います。

 

クローバー

 

 

今日の再受講クラスも楽しかったけど、

 

教師学講座は、やっぱりおススメだな。

 

教師のためのゴードンメソッドだから、

より、強く影響力のある親・教師になるためのコツが学べる体験が目白押しです。

 

 

親業訓練上級講座とは、また違った空気感で絶賛開講中!です