親の不安を見せてはいけない、
親の動揺を子どもに与えてはならない。
と、
そんな風に思っちゃいますよね。
それで、そのように強く揺るぎない「親の姿」のままでいられる人はそれでいいのですが、
たいていは、
ガマンを強いることになります。
自己実現講座の第4回目では
怒りを感じる時に「対決のわたしメッセージ」を、そのしくみや原理を総合的に解説しながら、実践的に学んでいきます。
おかん塾の講座に来られている方は、
高校生男子のお母さんが多いので、
対決のわたしメッセージは、「あきらめてる」方が多いのです。
それでも、
自己実現講座では、自分も相手も本当に大切にするためにも、率直に対決する勇気をもち、
そして、具体的なメッセージを選び抜く作業をします。
わたしメッセージを、深く掘り下げると、
自分の奥底から沸き起こる感情を意識するので、
もうね、
琴線に触れてしまうのよ。。。。
でもね、そのもっと先には、人間らしい一人の母親としての愛が溢れてくるんだよな。
悩みすぎている人は、
かなり、絡み合ってカチコチになってて、
色んな事が、次から次へと紐づけられてて、無限ループへ突入しがちです。。
ここは、違う角度からバシッと脱出!(笑)
で、講座では、相手の人に子ども役になってもらって実際に言ってみて、
反論されて、
反論に気持ちを切り替えて、、、
などなど
実際に、
生身の人間の口からあなたに向けて発せられる「コトバ」を浴びて、
その「コトバ」をどう受け止めるか?
具体的にガチに四つに組んで、会話の練習をします。
自分の感情が抑えきれずに、涙があふれることもあり、
それを見ている方も、かなり伝播してきます。
思春期の息子に、
自分の気持ちをどうやって伝えるのか?
それまでも、
息子さんのコトバに傷つきまくっているお母さんたちは、
ほんとうの気持ちを告げる勇気がなく、かなり自信を失っているので、コトバの整理には時間がかかることもあります。
でもね、
一番大事なことは、
自分の素直でありのままの感情をどうしても「否定」してしまうと、
ほんとうのわたしメッセージを伝える作業に入れないって事。
つまり、
一歩目が違うのよね(汗)
この、一歩目の違いに気づくのに、
時間がかかるかもしれませんが、
この最大の「峠」を越すと、親子の成長の道のりは加速していき、
見える景色は変わってきます~
子どもは、
親が思うより敏感に、親の真意を肌で感じていると思う。
言いたいことを、我慢している様子も、わかっています。
ほんとうに我慢しきれているといいのですが、
たいていは、不機嫌オーラが漏れてしまったり、
ふとした弾みで、制御不能のコトバがあふれ出てしまったりしていると、
かえって不信感が募ります。
この「偽りの受容」こそが子育てのイライラの原因であり、子どもの心に深い影響を落としてしまうところだと、ゴードン博士は言っています。
親も自立がテーマです。
受講して学ぶと、人間関係や子育てだけでなく、物事の感じ方や考え方など「自己概念」がひっくり返ってしまうから、
初めはとんでもなくしんどいけど、
それは、今の真っ暗闇からの光であり、希望であり、勇気ももらえて、
コツコツ努力すると、実際にラクになる瞬間を何度も味わうから、
はまってしまうんだよな。