今日は、5年前に講座を受講された方が、
個別相談にお見えになりました。
5年前の講座では、確かな手ごたえを得られたようなのですが、
その後も、親子関係は続きます。
子育ては、ひとつ山を越えても、また別の問題が出てきますからね~
私たち昭和の世代の親は、
日本のもっと古い子育ての価値観にドップリと育てられていて、
ですが、今の令和の新しい子育ての「板挟み」になっていて、
自分でできるやり方を模索している過渡期の世代と言えると思います。
だからこそ、親は迷う。
親業で学んだ事がベースにあり、
そして今の現状について、子どもの自立についてどう考えるといいか、と、
相談に来てくださいました。
信頼を感じて、とても嬉しかったです。
5年前に学んだ事は、
その後も、子育ての指針として、しっかりと生かして下さっていたようです。
個別相談では、
特定の講座についてではなく、あらゆる講座で学ぶゴードン博士のスピリットをまるっと考えて、
ゴードンメソッドでめざす人間関係へ歩む道のりまで
自分で歩く姿がイメージできるように、お伝えしています。
親業訓練講座は、学ぶほどに自分に深く体得できていく講座です。
尊敬するトレーナーは、
だいたい5~6講座を受講すると、「親業とはこんなものだ」と本質的な理解ができるようだと言われていました。
子どもの行動を非受容だと感じることが多い、わたしメッセージが苦手と言う方は、自己実現講座や教師学講座をお勧めです。
自分の問題を解決する手段として、率直なコミュニケーションが学べますよ。
これは、私的には必須のツールです(笑)。
親業、自己実現、パートⅡ講座を受講後のいただいた感想メールを紹介しますね。
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親業一般講座から自己実現講座、親業パートⅡ講座と長い間ありがとうございました。
二男の中3の終わりごろから始まった反抗期に、今までの対応の仕方では衝突するばかりで、毎日のように喧嘩し、
「母親であることをやめたい」
子どもと一緒にいることが苦痛で悩んでいました。
ずっと子どもを変える事ばかり考え、反抗期に息子の対応などと検索しているうちに、先生のブログにたどり着きました。読んですぐに
「私が変わらなければ何も変わらないんだ、少しでも変わりたい」
と思うようになりました。
実際に受講を決めたのは、開講される一週間くらい前だったので、本当に勢いで申し込んだ感じでした。
なので不安も沢山ありながらの参加でした。
親業を学んで良かったのは、子どもの問題を取り上げないという事でした。
私は今まで子どもが夫から怒られないように、失敗しないようにと子どもの問題は私の問題と思い、私が解決してあげなければと思っていました。そしてそれが私が子どもの頃からのクセのようになっていたんだなと気づきました。妹、弟に対しても同じように思っていました。
子どもの問題は私が解決しなくていいんだと知れたことが、私自身とてもラクになりました。本当に知れてよかったです。
そして、12の型は良かれと思って提案やアドバイスなどなどたくさん使っていたなと、何を言ったらいいのか??と思うくらいでした。
息子2人だし、私自身元々あまりしゃべるほうではないので、どうやって会話したらいいのかと、逆に悩んだ時もありましたが、先生から無理に話をしなくてもいい、何かあれば子どもが言ってくるから、と言っていただけたのも、ラクになったことの1つです。
ただ、能動的な聞き方は、まだまだです。初めの頃は、オウム返しのように返すことしかできず、相手の気持ちを汲むことが全くできていませんでした。パートⅡまで学んで、やっと少しできるようになったでしょうか。
息子によく「お母さんは話を聞いていない」と言われていたのですが、「聞く」ではなく「聴く」だったのだと気づきました。
まだまだ「能動的な聞き方」は出来ていないと思うので、できるだけ心がけていこうと思います。訓練を積んでいこうと思います。
親業をまだまだ落とし込むのには時間がかかりそうですが、親業を知らなかったら今頃どうなっていたかわかりません。
でも、今の状態がいいのかどうか、わからなくなることもあったり、よその子どもと比べてみたり(心の中でですが)して、落ち込むこともありますが、漠然とですが子どもを信用しているので、頑張ろうと思います。
また何か迷ったり困った時は、連絡させてもらうかもしれません。
その時は、よろしくお願いします。
先生に出会えて、親業に出会えて、よかったです。
ありがとうございました。
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感想を送ってくださり、どうもありがとうございました。
とても物静かな方なのですが、しっかりと学んだことを実践されていましたね。
高校生の息子さんとの数々の問題を、親業のスキルで解決していかれた様子をたくさん教えてもらいました。
目からウロコ!の解決もありましたね。
その後1年経ち、良い関係が続いていて、
進路については自分で動き出し、卒業時には何と!感謝の手紙をもらったそうです。
涙涙
ホント、嬉しいですね~
ありがとうございました。
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