厄介な子だなぁー

めんどくさい子だなぁー

 

と思って接すると、

厄介でめんどくさい子として育つ

 

 

可哀想な子ども、

一人では何もできない子どもだから、、

 

と思って接すると、

可哀想で自分では何もできない子に育つ

 

 

子どもは、

親の「思う」通りの子どもに育つのでなく、

親の「接する」通りの子どもに育ちます

 

 

子どもは、

親から自分がどう接しられたか、

その関わりの中で、たくさんの経験を元にして、

 

生き方、処し方を身につけていきます。

 

 

昨年、岡山で桃を購入した時の穴子料理店でお昼ごはん。

 

この後で、実家の母に届けたマスカットはとても美味しいと言ってくれた。

この10日後に母は旅立った。

 

もう一年経つんだな。

 

クローバー

 

 

母はとても理想の高い人だったので、

私たちは、いつも「自分の理想の出来」を求められていました。

 

しても、叱られ、

しなくても、叱られた。

 

私はそのうち、

しても、しなくても叱られるのだから、しない方がマシと思うようになり、

 

絶対にOKと思うこと以外は、手を出さない、

危ない橋は渡らないようになりました。

 

「ちょっと気の利かない子ども」と思われていたので、その通りにしておく。

 

 

でも、

やっと理解できるようになってきたのは、

 

母は

子どもを、自分の思う通りの子どもにしたいと思ってきたわけではない、ということ。

 

多分、

期待していただけだと思う。

 

「あなたならできるよね~」

 

それは能力を認めているから言えるセリフだ。

 

 

でも、

親の態度、接し方、言葉は、

簡単に子どもに深くて強い影響を、与えてしまう。

 

それは、きっと親が思う以上。

 

親は子どもから想像以上の「影響力」を与えられている存在だと自覚が必要だ。

 

いや、自覚はあると思うけどそれをどう効果的に使えばいいのかを知らないだけなのかな。

 

だからこそ、「効きすぎ」の悪影響を防ぐためにちょっとした注意が必要だと思う。