平和をこよなく愛するあなたへ
おかん塾で現在進行中の講座は
対面講座が6講座と、
オンライン読書会が2講座です。
昨日は、
オンラインの読書会の木曜午後クラスでした。
12章、13章と、佳境に入ってきました
親子の対立や権力構造から、
それぞれの生きる権利について、と、
どんどん、
人が育つ、人を育てるとはそもそもどういうことなんだろう???という、本質的なところに掘り下げられていきます。
木曜日クラスは、おかん塾の受講生さんばかりが参加しているクラスなのですが、
読むたびに、
読むたびに、
ああああ~~~
ぐぐぐぐ~~~~
っと、唸る、、、
まあね、
わたしは、長い間、この12章や13章あたりは、ほとんど理解してなかったですから、
ココが読み込めるようになってきた、
という風に考えていいと思います(笑)
でも、
ここのところがしっくりくるようになると、相当に親業の理解が進んでいるってことだと思う。
それだけで、もう、今までとは違う認識を持っているわけだから、
当然、
子どもとの関係も、自然に変わってきてると思うよ。
昨日、ヒットしたところ
「もう、自分が無意識でやってきたことが恐ろしい。。怖いです~」
ココ、何度か繰り返して言われてたから、ホントにドキッとしたんだと思います。
親業の本を持っている方は、P264 6行目です~
私たちの社会で親業とは、親の成長と発達を促すというより、子どもの成長と発達を促すもの。という風に考えられている。親業は子どもを「育てる」意味で使われることが多く、子どもが親に合わせ、適応していくことになっている。「問題児」はいても「問題親」はない。一応は「問題親子関係」すらもないことになっている。
おかん塾®のおすすめ書籍
このね、「子どもが親に合わせ、適応していくことになっている。」っていうところ!
「子どものあるがままの能力をのばしたい!」と思い、日々子どもに接しているつもりなのに、
やってきたことは、
子どもを親にあわせて適応させてきたってこと????
ココがね、とてもショックだったんですよね。。
それから、もうひとつ、大きく共感されてたところを挙げておきます。
P266 後ろから8行目
他方、親自身の生活に満足と自尊心を生むものが少なく、他人が自分の子どもをどう評価するかで満足が大きく左右される場合には、子どもを受容しにくい
――とくに、自分が悪い親に見えるような子どもの行動を、受容しない可能性が高い。この「間接的自己受容」に依存している親は、子どもにある一定の行動をさせる必要がある。そして、自分の青写真から子どもが外れようとすると、決まって子どもを受容せず、腹を立てるだろう。
このあたりは、正直耳の痛くなるようなところですよね
でも、
ちゃんと言い当てられて、納得するような、
自分を戒めたい気持ちもあるような(ここが本質的な問題点とどこかで気づいているから)
そんな箇所だと思います。
そして、内容云々よりも、他の人が気になったと挙げていたことが、
「ああ私だけでないんだ~~~」
と、とてもホッとしていたところでした。
それだけ、深~~~~~~~いところにある、ドロドロとした闇のような(笑)コンプレックスのようなものって、実はみんなあるんだけど、
なんだか、誰にも言えないんだと思います。
そこは、自分だけでないんだと思えただけでも、癒される、、、というところのようでね。
まさに、他の人と読むことの醍醐味を味わえるところかもしれません。
読書会は、限られた時間内で話すのですが、
まだまだ、話足りないような、
もっともっと、深く落とし込みたいような、
毎回、そんな気分を味わっています。
それから、親業を学んで、やっているのに上手くいかないって方は、
ほぼ、自己流の解釈をしていると思います。
何度でも読み込んでみて下さい。
ゴードン博士からの愛のこもったヒントが溢れていますよ。
親と子の別の人格を大切にしながら暮らしたいと思うなら、
勝ち負けのない人間関係の創り方を学び、コミュニケーション力を鍛えるのがおススメです。
適度な距離感を保ちながら、
愛と信頼の溢れる家庭環境で、
子どものココロを強く優しく自然に育てていきましょう。
おかん塾