私たちは、気がつくと子どもに指示・命令・提案・要望ばかりしています。
「○○のようになって欲しい」
「○○できるようになって欲しい」
これは、もちろん親心からです。
将来、この子が困らない様に
だけど、この言い方では、子どもには真意がまったく伝わらない時があります。
それどころか、
子どもの「自尊心」を傷つけたり、「自己肯定」を下げるリスクがあるのです。
なので、親業ではそのリスクを最大限に減らすようなコトバを遣います。
相手を非難しないで、自分の感じたコトを伝える、率直な自己表現の方法です。
だけど、
自己表現って、難しいです
なんどやっても。。。。。。
どうしても、相手を責めてしまう。。。
ダメだよ~
あなたは間違ってるよ、と言いたくなる
なので、練習が必要です!
子どもを大切にしたいけど、
同時に、親である自分も大切にすることを「両立させる」言い方です。
これこそ、
対等で健全な人間関係であり、
そんな健全な人間関係を、親子で実際につくる事を目指すのが、親業訓練の目的!
これね、
人間関係の革命!なのです。
私たちは、「親」でありながら「一人の人間」です。
意外と難しいのですが、
母親って、子どもの為なら、強くなれますし、なんだってできる!
がんばれると思う。
「親」の部分も大切にしたいからこそ、一人の人間としての「自分」を大切にしたい。
ここ、
逆説のようですが、事実です
親業(ゴードンメソッド)では2つの視点から考えても、矛盾しないで完全にリンクしているのがすごいと思う。
この2つの視点を
混乱しない様に、インストラクターとしてわかりやすく伝えていきたい。
この、素晴らしい人間関係の原理を学びに、
高学歴の輝かしいキャリアをもつお母さんたちも学びに来られています。
以前、
未だオンラインで提供していなかった時に、
東京方面からある有名大学の教授の先生が遠路はるばる訪ねてきてくださいました。
往復9時間かかったそうです。
先日の個人相談の感想メールが届いていますので、シェアしますね
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浦入智子さま
水曜日は、大変に長い時間に渡って相談にのってくださって、心から感謝しています。
本当にありがとうございました。
思い切ってお尋ねして、他の何かでは得られない希望が得られ、とても良かったです。
早速、次の日から子どもたち(息子だけでなく、娘も)とのやりとりで自分のことばを分析的に捉えられるようになり、
うまくはできませんが、改善の方向性が見えるようになりました。
伺った次の日に、息子の高校の先生と面談したのですが、
「クラス全体に伝えたことが理解できていないことがよくある。ことばの理解にグレーゾーン的な感じがあるのではないか」
という話も出て来て、そういう角度から考えてみると思い当たることが多々ありました。
おかん塾のWebの「発達障害?グレーゾーン?」の項も目にしていたので、過度の不安に陥ることもなく、受け止められました。
自分の中に具体的な基準を持って改善の方向に向かえる自信が持てて、大変気持ちが明るいです。
関東で学べることは学んで、またどうしても苦しくなったらお尋ねします!
この度は本当にありがとうございました。
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こちらこそ、ありがとうございました。
ネット検索をしている中で、おかん塾のサイトを知り、すぐにお問い合わせをいただきました。
「ホームページの内容がしっくりきた」ことで、この人に話を聞いてもらおう!と思ったそうです。
お忙しい方なのに、
偶然のお休み期間に、ご予約いただくことができました。
「ああ、ご縁だなあ~」って感じましたよ!
どれほどのキャリアを持っていても、
子どもを持つ身としては、ただの一人の母親ですよね。
人は、
子育ての渦中に入り、当事者になると、
なかなか冷静ではいられないモノです。
感想のメールをいただいて、シェアの許可をいただきたいと言ったら、次のようにメールをいただきました。
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もちろん、けっこうです!
智子先生にまず私の話を聞いてもらって私の抱えている問題を一緒に考えてもらえ、
私が理解して納得できるような言葉と基準と具体例を示してもらえたことは、私とっては往復9時間かけてお尋ねする価値が十二分にあった、
という点も、可能なら付け加えてください。
1月までに親業の本をできる範囲で読んでみます。
では、またどうしても苦しくなってしまったらお尋ねするか、
あるいは、もしも息子との関係が改善したら、ご報告メールをお送りします。
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往復9時間かけて、
交通費も費用もかけて、うちに来る価値が十二分にあったとのこと!
うわ~
嬉しいです
モチベーション上がるう
なぜ、子どもは反抗的になるのか?
何を改善したらいいのか?
真っ暗闇の現状から、改善の方向、明るい道すじが見えることで、どれほど、ラクになるでしょうか。
ここの理論がパチッと繋がったら、もう、迷うことはなくなります。
あとは、目指している親子関係の改善に向かって、進んでいくしかありませんし、
っていうか、根本から腑に落ちると、意識が変わっていますから、もう、勝手にそこに向けて流れていくと思います。
あとは、もっと具体的なスキルを磨いていくと、ご自身の「自信」につながっていくと思いますよ。
これは、親業訓練講座にて、しっかりと技能を身に着けてくださいね。
子育てには、
仕事をしているお母さんが陥りやすい「落とし穴」があります。
「どこにも書いていない考え方ですね」
と言われましたが、「親」が陥りやすい「力関係」の理論を知ると、もう、当てはまり過ぎてビックリです~
時代も経験も社会も文化も価値観も一人ひとりで違うのですが、矛盾なく説明できる理論です。
そして、根底にはゴードン博士の真に平和の人間関係を築くための哲学があります。
一人ひとりの人間関係力を上げていくことは、
自分を大切にしながら相手も大切にするバランスポイントを、一人ひとりが見極めていくこと
そのために、
いつ、どんな言葉をどう使うのか?具体的にわかって練習できる!
これが、親業訓練講座の魅力です。
子育てにフィロソフィー(哲学)とトレーニング(訓練)を
自己流の子育てや育児書ジプシーも卒業しましょう
罰もご褒美も必要ありません。
原理原則が解かれば子育てはブレませんし、効果的に自立・人格形成がなされます。
愛を伝えるには技術が必要です。
圧倒的な違いを感じて頂けます。
・子どもの心が健全に育つ親子関係のつくり方を学ぶ講座はこちらから
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