今日は、親業訓練講座の姉妹編である、自己実現のための人間関係講座の開講日でした。
ネーミングがカタイから、変えてみると、
「私はもっと幸せになっていい!家族の為に自分の為に、私が心からの笑顔になるための講座」
になりました(笑)
コロナ禍だったので、予定を立てにくくて、
なかなか開講する事ができませんでした。
随分と開講をお待ちいただいたのですが、ようやくの講座となりました!
久々で嬉しい~
この講座は、親業と同じく開講するたびに、インストラクターとしての学びが深まる講座です。
とにかく苦手な「率直な自己表現」。
講座の深さに私が追い付いていない。。。。と、思わず暴露(笑)してしまうほどの講座。
トマスゴードンの奥さんであり、社会学者であるリンダアダムスさんの作ったこの講座に、これからの時代に必須のブレない自立した生き方を促す可能性を感じています。
おかん塾で、この講座を受講される方は、みなさん「親業」を先に学ばれているのですが、「親業」が親としての役割を学ぶのとは、切り口が全く違います。
そして、この「自分軸」って、意外と自分では意識していないことが多い方が多いのですが、ここを押さえておくと、もっと自由に自己表現が可能になってくると思う。
そしてその方が自分の欲求も叶いやすいのです。
結果的に、親業も上手く果たせるようになる。。。。(コレ、実感です)
親業講座では、「子どもの行動」をどう捉えるか?によって、関わり方を考えます。
自己実現講座では、「自分の欲求」「自分の価値」をどう表現するか?を考えます。
ここで、ネックになってくるのは、
そもそも、私は
人生に何を望んでいるか?
どんな希望を持っているか?
ということです。
たとえば
もっと家事の時間を増やしたいな。
片づけをする時間を持ちたいな。
と、思っている時、、
「家事をすることが大好き!」「片付けが大好き」であれば、問題はないのですが、
本当の欲求は、
いつでもお客様が呼べるお部屋にしたい
と言う事が浮かび上がってくることがあります。
自分の本当の欲求が何なのか?
これがね、以外と、できていない事だったりするのですよ~
私たちは、日常的に子どもや夫に、「○○して~」って、要求することはよくあるのですが、「○○したい」とは、あんまり言っていないものです。
そもそも、考えていない
そうなんですよね。
自分が何を望んでいるのか?どんな欲求を持っているのか?なんて、あまり考える機会がないんですよね。
でも、この考え方を知っていると、「会話の方法」や「主体性」「生き方のスタンス」までが、まるでかわってくるのです。
たとえば、こんな風になるかな?
子どもに「何か言ってよ」→ホントは「あなたと話したい」
友達に「また来てね」→ホントは「楽しかった」「また会いたい」
夫に「早くして」→ホントは「余裕が欲しいの」
などなど。
ほとんど意味は同じ!って思うかもしれませんが、
ちょっとした一言で、相手への伝わり方は全く違うんですよね。
そして、自分の意志が、自分でハッキリしてきます。
こんな風に、言い方を変えるだけでも、
相手に、自分の本当に望んでいることが伝わり、望みが叶いやすくなるのですが、
それ以前に、私たちは自分の欲求に気づいていない、
ここに気づくのが、第1回目でした。
自分が本当には何を望んでいるのかがわかると、次は、「その望んでいることを、どうするか?」という問題が浮かび上がってきますね。
次回は、そこをとりあげますね。
「親業」では、子どもの行動が親に具体的な影響がある時に、その事を子どもが理解して、他者への思いやりの心を育てるために、「わたしメッセージ」を学びます。
親業のメインは、子どもの心を育てる土壌としての親の役割です。
「自己実現講座」では、自分の欲求を自分で叶える主体となるために、自分の望みや欲求を表現する「わたしメッセージ」を学びます。
目的は違うけど、
同じ技能(ゴードンメソッド)をつかいます。
ここに、矛盾点がないのがすばらしい~って思うところです。
つまり、
親としての役割を効果的に果たすことと、
自分の人生を主役で生きることは、矛盾したり、相反する事でないのです。
この講座は、親業よりも、より積極的に自分の人生の主体となって、子ども以外の人間関係(夫、親、職場の人など)など、他者に働きかける自己表現の方法を学びます。
もちろん、リスクもあります。
ただ、そのリスクを理解したうえで、自分でどうするかを選んでいきたいのです。
なぜなら、幸せを人任せにしたくないからです。
そして、自分の人生を自分で選択しているという感覚こそが、自己肯定感につながります。
自分にウソをつかない、率直で正直な自分になることは、勇気が必要ですが、
どんな選択をしたとしても「大丈夫なんだ」と、自分を肯定していいと、「許可」をもらえたような
そんな講座でした。(これは私の主観です)
なにより、
自分の心の声を無視しなくてもいい、ということが、ありがたかったのです。
そのままの自分で理解され、
周りの協力も得られるようになって、
いつの間にか愛されていることに気づくから、不思議です。
今回も、
インストラクターとして内容を伝えながら、自分もまた新たに響いている、みたいな、そんな時間でした。
シガラミに囚われず、
もっと幸せな人生を送るための、未来への新しい扉が、ちょっと開いたような、心境を味わっています。
家庭の中で、
自分らしくイキイキと、自分を幸せにするために堂々とふてぶてしくしている「おかあさん」の姿は、
子どもも、何の疑いも迷いもなく「自分の素のままでいることを肯定する」ことに、密接につながると思うんです。
ブレない!負けない!力を使わない!
人間関係に強くなる「心の体力」がついてくる講座です
自己流の子育てや育児書ジプシーも卒業しましょう
罰もご褒美も必要ありません。
原理原則が解かれば子育てはブレませんし、効果的に自立・人格形成がなされます。
愛を伝えるには技術が必要です。
圧倒的な違いを感じて頂けます。
・子どもの心が健全に育つ親子関係のつくり方を学ぶ講座はこちらから
・自分をもっと好きになるブレない「自分軸」をつくる講座はこちらから
この2つの講座は人間関係のバランスを養う両輪となるので、どちらも受講されるのがおすすめです。