こんにちは、浦入ちこです。
子育ての個別コンサルタントに来て下さった方から頂いた、感想メールを紹介します。
この方は、息子さんが中2で不登校気味でした。
遠方にお住まいなので、親業訓練講座は別のインストラクターの元で受講されました。
その後も、学びを重ねておられるのですが、
イマイチ親子関係がしっくりこないようで、4時間かけて遠路はるばる会いに来てくださいました。
この方には、
何としても今の状況を改善したいという、強い気持ちがあったのです
だから、
なんとなくしっくりとしないことは、どこか、理解が不十分だったり、自己流の解釈になったりしているところがあるのだろうと思われたのでしょうね。
改善できるところがあれば自分の関わり方を改善したい!
子どもの為に、自分が変わりたい!なんでもしたい!
これって、親の愛情そのものですよねえ~
強い想いで、私に会いに来てくださった方へ、
その気持ちに心が震えるようでした。
秋からは、
自己実現のための人間関係講座を受講されると聞いています。
更に親業メソッドの学びを続けられる決意!心から応援したいと思います。
親業を知ったことで、子育てが転換した方がたくさんおられる事実を紹介したいというと、
ブログに掲載する用の感想を書いてくださいました。
本当にありがたいです♪
みなさんにシェアさせていただきますね。
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私は中2、小6男子二人の母です。
親業を始めたのは、兄弟げんかが激しく、何とかならないものかと検索していたところ、ちこ先生のブログにて親業に巡り合い、早速サロン講演会に参加したのがきっかけでした。
その後、都内で一般講座、パートⅡ講座を受講し、今に至っています。
子供が中学に上がった頃から反抗期が酷くなり、自分なりに能動的な聞き方、私メッセージ、第三法を使って接してきたつもりなのに
何か気に入らないことがあるとショートメールで「死ね」の連打、つばを吐きかけられたり、物を壊されたりと、どうしてこんな酷い仕打ちをされないといけないかと悲しくて情けなくて。
もう気持ち的には限界でした。
そこでいつもブログを拝読し、是非、グループでではなく、個別に話を聞いてもらいたい、どこで間違えたのかを教えてもらいたい、この一心で新幹線4時間かけて先生に会いに行くことにしたのです。
ですが、何となく先生に会うのが怖い緊張感で一杯でした。
私にとっては最後の砦の先生に、子育てを批判され、私自身を受け入れて貰えないのではないかという恐怖心でした。
ですが、先生のお顔を拝見するや、抑えていたものがこみ上げてきて思わず涙。先生には驚かれたと思い申し訳ない気持ちです。
失礼にもお昼時から伺って長時間話を聞いてくださり、沢山の改善点を頂きました。
まず能動的な聞き方をする中で全く気が付かなかったのですが、息子を誘導していた、私から提案していました。
全ての彼との会話において彼がコントロールされてると感じている、
例えば、「パソコンの終了時間、11時だとちょっと遅いかなと思うよ」、ここで彼からの回答を待つ前に、「10時でだめかな?」と誘導してる、彼にしてみたら親の押し付け、自分の意見が通らないと感じてる。
私メッセージ、いつも嫌だという感情しか出てこない。嫌だというと、自分が否定された感じがするよね、と例題交えて教えて頂き納得。
改めて非難がましくない言い方を自分の感情に手を当てて一緒に考えて頂きました。
そして、私メッセージで伝えるだけで力は使わない、物を取り上げたりはしない。
思わずやってしまいたくなるのですが、それは駄目、自分の気持ちを真剣に訴えるだけ。
そしてメールで「死ね」の連打、反抗期だからスルーしようとしてた私に先生が真剣にそれでいいの?私は嫌だと言って下さり、自分の事のように考えてくださいました。
そして息子と夫の間に入って板挟みになっていたのですが、問題所有の原則で間に入らず、それぞれの言い分を能動的な聞き方で聞いてあげるだけ。
2回の講座で勉強したものの上手くいかなかった、でもこうして先生とマンツーマンだとタイムリーに間違えたところを指摘してすぐ直していける。より一層理解が深まる。
長時間に渡りご指導頂いたおかげで、私の心がかなり軽くなり、明るい光が見えたようです。遠くて帰りはぐったりだったけど、明るい気持ちになれました。
日々、先生からの指摘事項に気をつけながら過ごすうちに、何となく息子の態度も軟化して、私も子供と夫の間であたふたすることもなくなったように感じます。
時々息子から理不尽な怒り方をされるときもありますが、能動的な聞き方で決して私からは提案せずにいると、良いか悪いかは別として、「おー」という行動をとったりもする。
でもそこは彼の意思で行動しているので、結構すっきりとした顔をしている。
親業、能動的な聞き方をして、一旦気持ちを受け止めてみることで、自分の子供に対する思い違いがあったことに気づく。以前はその思い込みで怒っていたけど、今は子供の事をよく理解できるようになった。
それが出来るようになっただけでも親業を勉強してきた甲斐がある。
また先生に会いに行きたいです!たまにチェックアップに行かないとまた勘違いしたままになってしまう気がして〓
でも今回は本当にありがとうございました。
頂いたおにぎり、とても美味しかったです。
ご馳走さまでした。
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遠いところ、ありがとうございました。
私たちは、
今まで長年培った「思考」と「言い方」の「クセ」をコントロールしていくのは、とっても難しい
だけど、
だからこそ、学んでいるのだと思います。
初めから上手くいくわけではなくても、
例え、失敗したと感じても、その都度正しくリセットしていけばいいのです。
そして、その微調整を日々行うことで、
必ずあなた自身の親としての成長があり、
以前のあなたとは違ってきているはずなのです。
親業って、
親子がぶつかり合うそのプロセスこそが学び合えて気づき合えるように、出来てるので、
実践していくと、
ゴツゴツとぶつかりながらもお互いが磨き合えて成長し合えるように出来てるみたいでね・笑
これは、「道」。
なので、実践こそすべてです。
その後に頂いたメールも紹介させてね!
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先生にお話を聞いて頂いてから、私メッセージを心がけていると、息子の表情も柔らかくなり、「死ね」メールもつばを吐きかけられることも今のところありません。
そして、主人と子供の間に入ることもやめたら、私の心も少しだけ軽くなりました。
とはいえ、息子の欲求と私のがぶつかることもあり、カウンセラーに命に関わること以外は目をつむってと言われたにも関わらず、やってしまいました!
能動的な聞き方も私メッセージも上手く出来なかった〓はあー、反省です。日々努力ですね。
先生に親としてどうあるべきかと返信頂いて、やはりいつもブレブレの自分、子供の顔色を伺って第2法になってしまう自分がいて。
でもまた先生のブログを読み返し、正解はないし、自分の気持ちに素直でいいんだと。だから、自分の気持ちを見つめ、それを表現できるよう、自己実現の講座に通うことにしました。
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子育てには、しろうとの親でも歩んでいける「正しいすじ道」があります。
子どもと一緒に成長しあう関係をつくっていく「道」です。
親業訓練講座では、
自己表現は、子どもの行動が親に具体的な影響を与える時に伝える時を中心に学びますが、
自分らしく「親」としての役割を果たすためには、ぜひもっとあなたらしさが伝わる「自己表現」も身に着けてほしいところです。
その方が、軸足がしっかりしてくるし、
結果的に、問題なし領域が広がって、「親業」も多く果たせるようになるのです。
子育てには、マジメで有能でがんばりやの方こそ陥りやすい「落とし穴」があります。
ここに、すっぽりとハマってしまうと、
自分では気づきにくいかなって思う。
そして、
この落とし穴を明確に論拠をもって提示できる人が少ないのかなって思います。
子育ての現場には曖昧な記述や、精神論など、役に立ちませんが、
母親の力は偉大だから、ホンキになればまだまだやれることがあるはずです。
悪循環を起こしている日常のコミュニケーションパターンを
好循環が起こるように一言づつ変えていく作業。
おうちの空気を
風通しの良い
心地よい
ホッとできる安心できるものに変える方法です。
子どもが自分の最大のパフォーマンスができるマインドを
自分で整えられるようになるために、
まずは心が育つ土壌としての「あなた」を深いレベルで整えていきます。
甘やかしでも、
押し付けもしない、
心の交わり方には、作法と文法があります。