何気ない会話をどうするか?

 

私の受講生さんではないんですが、このブログを読んで下さっている方からメッセージをいただきました。

 

この内容が、すこし気になったので、皆さんにもご紹介しますね。

 

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あの時も、うまくいかない事も多いけど、親業を知って出来るだけその考え方で対応していいるのでなんとかやって行けるような話をしました。
その気持ちはもっともなのですが、やはりモヤモヤする事も多い。

例えば、息子(中2)は好き嫌いも多く、私が作る食事で大好きなものが少ない。

 

今は夫海外赴任中なので2人暮らしだから、子どもが食べられるものを作っている

 

(好きではなくても食べられるもの。好きなものばかりだと、レパートリーが全く少ない)

麻婆豆腐は好きでよく作るのですが、レトルトを使って作って欲しいとの要望で初めてレトルト麻婆豆腐を作った。そのあとはまた手作り麻婆にした時「これママが作ったやつでしょ。」と不機嫌な態度。


「レトルトの方が美味しかった?」と聞くと「当たり前でしょ」と。
 

私は「そうかー。一生懸命作っているのに残念だな。かなしいな。でもまたレトルトも作るよ。」

 

息子は素直に私の手間などは考えずに美味しさだけで言ったんだ。と理解はできるのですが、優しさや思いやりは育っているのかな。という事が不安になる。

それから、食べ物を綺麗に食べきって欲しいのですが、、お腹いっぱいとお皿に汚く少しだけ(ほんの一口分くらい)残したカレーを「そのカレーを捨てるのはママ嫌な気持ちになる」「洗いたくない」と言うと「洗わなければいい。オレも洗わない」と。

暴言や機嫌の悪さなどはこの時期特有で気にしないように出来るようになったのですが、思いやりはこのまま育つのかなと言う不安があります。

長くなりましたが、本当に日々色んな事があります。

ブログの「子どもために我慢は良くない。自分の気持ちに正直に。本物のコトバ」その通りです。

これからもブログ楽しみにしています!
今年もよろしくお願いいたします!

 

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メッセージありがとうございました。


さて、おおむね順調に暮らしているし、親業を知らなかった時に比べると改善しているけど、だけどそうは言っても、なんだかモヤモヤする事ってありますね。。。
私も、今もそうです(笑)

で、
せっかく事例を提供して下さったので、私が思うこと、気が付いたことをブログで紹介させてもらいますね

 

って言ったら、

辛口OKのお返事をいただきました!

 

 

・・・とはいいながらも、

 

 

時間がかかってしまいましたあせるあせるあせるあせるあせる

 

 

実はね、

書いては消し、書いては消しを繰り返していました。

 

 

ここは、インストラクターなんだから、親業の「理論」で説明しなくては、、と思いながらも、

ブログ内でその状況に合わせての理論で説明することをやってみようとすると、

 

かなり、ムツカシイ

 

 

私はあなたではないからです。

 

 

こうかな?

でも、こういう時はこうかな?

この人はこう書いているけど、本音はどうかな?

じゃあ、こうかな?

これもアリだけどな???

 

なんて、あらゆる状況を想定して、書こうとすると、延々とムリ

 

何より、誤解されたらイヤだなあって思ってね。

 

なので、理論はとにかく「教科書」を何度も読んで頭に叩き込んでいただいたり、講座を受講して理解を深めてもらうことにして、

 

 

私は、率直に私の感想を言わせてもらうことにしました!!!!

 

 

なので、

激辛で参ります(笑)

 

 

クローバー

 

 

私がこれを読んで、まっさきに思ったのは、

母親のつくる麻婆豆腐がマズくてイヤだなって困っているのは、息子さんの方じゃないの?

 

ってことです。

 

 

つまり、息子さんの問題?

 

だって、好きな味でない食事が出てきて困っているのは、彼だからね。

 

彼が自分で折り合いをつけるべき問題です。

 

そして、彼は、なんやかんや言いながらも、ちゃんと食べてます。つまり、受け入れているってこと。

(食べない子どもさんもいるからね)

 

 

だけど、お母さんは、それだけではダメみたいですね。

 

ならば、

 

それがなぜなのかを具体的に、彼が納得できるように言ってもらわないと、彼自身はお母さんの不機嫌をまったく理解できないままないんじゃないかなって思う。

 

 

このメールの内容だと、子どもに思いやりの心を持つように求めて、

彼にあなたの思うような子どもに育つことを「要求」してるように感じるよ。

 

中2の男子に、母親への思いやりのコトバを求めても、ムダです笑い泣き

 

 

彼の言っていることは、きっと彼の中の「事実」で、彼は思ったコトをそのまま口にしているだけなんじゃないかな。

 

あなたももっと言いたいことがあるのなら、しっかりと言い切らないと、彼に伝わってない?、

中途半端なままだからモヤモヤが残ってるのかなあ~なんて感じました。

 

 

クローバー

 

 

「レトルトの方が美味しかった?」「当たり前でしょ」と言われて、

もしそれが癪に障ったのなら、


それは、あなたの問題ですからね。

 

あなたが気分良くいられるように、色々と作戦を考えたいものです!

 

 

で、私だったらどうするか、

ちょっと、考えてみました(笑)


・「そうかー。ホンマやね」と、平然と言う。

・「レトルトが良いのなら、お母さんでなくても、自分でできるよ。」と、自分でさせる。

・「・・・」無言

・「レトルトの味が好きなのね」という。

・レトルト並みの美味しさの麻婆豆腐を研究する。

・気にせずに、自分の麻婆豆腐を作り続ける。

←わたしは、これだな(笑)。。。

 


「お母さんの作った麻婆豆腐の方がおいしい」

と言ってもらいたければ、そう言いたくなるように、料理の腕を上げましょうアップ

 

ホンキをだすのですメラメラメラメラメラメラ

 

 

ちなみに、我が家では、私はホンキを出して燃える場合もあるのですが、こういう時はたいてい、

 

「自分で作ってもいいよ」

 

って、フツーに言います。

 

「冷蔵庫の中にあるもの、何でも使っていいからね」も。

 

 

私は、我が家の食生活を担う主担当であると思っていて、

責任もあると思ってますが、自分のペースでなるべく気分良く料理したいです。

 

なので、自分の料理への意欲をそぐような言動は許せません。

 

だけど、家族にも、自分の食べたい物を食べる欲求はあると思っています。

 

なので、そこは私がすべての責任を負わないで、

食べたい物があれば自分で作ったらいい!

という考えです。

 

今はGoogle先生が色々と教えてくれるので、大抵のものは子どもだって問題なく作れます。

 

 

ちなみに、この前、三男と話していた時に、その時にどんな気持ちだったのかを聞いたら、

 

「あ、自分で作るのはイヤやな」って思ったそうです。

 

そして、それ以来、私の作った料理は何も言わずに食べようと思ったそうですニヒヒ

 

 

クローバー

 

 

我が家は3人の男子を育てました。

 

中学生の頃って、一番親に反抗的な態度をとるころだったなあって、このメールを読みながら思い出していました。

 

 

特に、中1~2くらい?

中3の受験期になったら、長男は少し落ち着いたかな。

 

この頃、私も子どもの「冷たさ」に、若干のショックを感じていましたが、

 

これは、思春期のあるあるで、子どもが子どもなりに今までの自分ではないなっということをアピールする、特有のものだと解釈していましたよ。

 

 

その時期を過ぎると、また態度が変わりました。

 

今までは、優しい(?)大人男子です(笑)

 

 

 

男の子について研究した本。

 

 

この本で、男の子の生理的な成長を少し理解しました。

(この本は昔の本なので、古本屋にもたくさんあるよ)

 

 

思春期の男の子のお母さん、

特に一人っ子のお母さん

ご自分の兄弟に男の子がいないお母さん

夫との会話が少ないお母さん

 

 

は、特に男の子について勉強することをおすすめします。

 

 

女子とは構造が全く違う生き物だと思います。

そして、繊細。

 

彼らを生理的に理解することが、あなたの不安を減らすことにつながると思います。

 

 

男の子に関する本はたくさんありますけど、私は古典的で理論的な本の方が好きです。