こんにちは、浦入智子です。

 

今月10/14(土)に、久しぶりの集中クラスを開講します。

 

 

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親業訓練講座は「体験型」の講座です。

 

実際に感じたり思ったりすることを口に出して対話しながら進みます。

 

対話の練習なので、何度も何度も繰り返し受講される方も多いです。

 

ですが、各回それぞれ微妙に印象が違うと思います。というのは、参加者が違うからです。

 

で、何が良いとか悪いとかはなくて、リアルな学びこそすべて合格

 

進めていく軸となるプログラムがあるのですが、

そこからは、皆さんが感じたことをシェアしたり、話し合ったりしながら、気づいたり感じたりしていく講座なので、

 

参加者同士の中で深まったり気づいたりしていきます。

 

体験型のプログラムの構成

 

体験で学んだことは、その方にとって血となり肉となります。

だから、ハマるのかな(笑)

 

 

インストラクターは黒子役に徹して、

いきなり、心のガソリンを満たすコトバの「調理実習」に入っていきますよ!

←座学でないの

 

 

それで、

今までたくさん講座をしてきた中で、ちょっと気づいたことを書いておきますね。

よかったら、受講の参考にして下さい!

 

 

 

  2つのコースはどっちがいいか?

 

 

4回集中コースと8回通常コースがあります。

6回コースも一度やってみたけれど、お休みをされた時の補講の扱いがややこしくなったので、結局は2つにしていくと思います。

 

 

【4回集中コース】

 

早く全てのスキルを知れる、集中4回コースです。

日程的に、休みがとりにくかったり、遠方に住んでる方、子どもに言いたいコトがたくさんある!って方におすすめです。

 

ただし、こちらは、2回分を一日でしますから、かなり本格的なボリュームのあるプログラムになります。

 

すごく、心理的にも深い学びがあるし、思考の仕方も変わってきますから、予習や復習をしっかりとされることがおすすめですよ。

 

心理学について予備知識がある方や、他の講座をいろいろ受講された方は「ああ、こういう切り口ね」と、スッと入ってくると思います。

 

親業の全容を早く知りたい方は、4回集中が良かったと言われます。

 

このコースで学びを深めるためには、「とにかく素直にやってみたい!」と思うことかな。

 

藁をもつかむように、駆け込んでこられる方もおられますが、そんな方はもうジタバタしても仕方ないので、マルっと信頼して、実践してくださると、あっさりと好転していくようです!!

 

子どもへの感情に、モヤモヤしたものが残っている方、子どもが嫌いになり過ぎている方、半分諦めの境地に入っている方は、なかなかスッと入っていけない事があるのかなと感じます。

 

まあ、心配はいりません。

 

そんな方も、講座が進むうちに、だんだんと気持ちが変化してくるようですから。

 

そのモヤモヤを味わうことも大切な気づきと考えます。なので、私がどーのこーの言うような問題でもないのですが。。

 

親業の方法が理論的に「ピン」ときている方は、習得が早いのは、意識して、お家の中で試してみておられるんだと思います。

 

もし、深刻な悩みをお持ちの方は、事前に個別相談を受けると、

子育てでは何を目的にするのかが「全体像と道のりのイメージ」がわかるので、学びに集中できるようです。

 

理論の軸が出来上がっていると、日常でどう使うかを実践的に考えられることができます。

 

これができると、どう考えればいいのかと悩むことが減りますね。できるかどうかは別として。

 

親業はくり返し練習がおすすめです。一回受講しても、それでオワリでなくて、使っているうちに、ドンドン自然に学びが進んでいきますからね。

 

 

【8回通常コース】

子どもの心を元気にする関わり方を、順を追って自宅でできるようになるためのコースです。

 

親業訓練講座のオリジナルは、8回コースです。なので、親業の真価、プログラム構成のすばらしさが発揮できる内容だなって感じます。

 

1回3時間の内容を、一週ずつ進みます。

その内容を、毎回お家で実践していただくと、家の中がすこしずつ変化していくように、プログラムされています。

 

前回の内容を深めて、また、実際にやってみると出てくる疑問に解消する形で、プログラムが展開されていくのが、ゴードンメソッドの特徴なのかな。

 

なので、本来は、こっちがベストです。

子どもに言いたいコトがたくさんあっても、まずは、土台がしっかりと落ち着いていることが大切ですからね。

 

ただ、

高校生など、お家での会話そのものが少ない方や、親子関係が冷え切っていたり、子どもの行動が許せない!という方にとっては、前半は「自分には関係ないわ~」って、ちょっと退屈そうな方もおらます(笑)

 

早く次に進んで欲しいって方も。(特に今はスマホ問題で言いたいコトがありすぎるので)

 

ただ、実はココも、大切な大切な内容です。一度習った方は、ここの大切さがわかります。

親子関係が、なかなか改善しないわって方は、ここが出来ていません。しっかりと関わりましょう。

 

反対に、高校生であっても子どもがS.O.Sのサインを出していて、腫れ物に触るようにどうしていいのかわからない場合はできれば、ここの大切さはググっと迫ってくると思います。

 

書いていて思いましたが、

「子どもの心を救いたい~」って思っているか?「自分の思い通りに動かしたい~」って思っているか?ここがやっぱり、とっても重大だな。

 

ちなみに、親業は「子どもを自分の思い通りに動かしたい~」って講座ではありませんよ(笑)

 

 

【おまけ】

「一回受けたけど、全然実践できない~~~」

「ちゃんと、やらないとダメなのに、出来てない自分が苦しい」

 

って嘆く方がおられます。

 

親業のメソッドは講座の中で伝えきりますが、それを実践的に取り入れて、自分の中に落とし込んでいく期間は、人それぞれです。

何年もかかる場合があります。

 

ちなみに、私の場合は親業の言い方がしっくりと馴染んできたな、と初めて感じたのは、受講後3年程たった時ですし、

はじめてラクになったな、と感じたのは、受講後5年経っていました。

 

かなり、遅い???

はは(笑っておく)

 


好評なのは、

集中4回コースで、親子関係がギリギリの状態で取りあえず受けて一息ついて、その後で、再受講コース、パート2講座などでじっくりと学び直すケースですね。

 

親業訓練上級講座や他の講座を受けるのもおススメです。

 

少しずつ、切り口が違うので、ハッと腑に落ちるタイミングがあるようです。

 

1年くらい経つと、かなり変化してくるようですよ。

 

あ、

本人は、変化に気づいていない場合も多いです。

人って、なぜだか自分の事はわからないものだし、そんな時も周りの人が教えてくれます。

周りの人が変わっているのを見て、自分の成長を実感する時もあります。

 

 

親業は、

親子の対話のための「道具」として考えて見られたらいいと思います。

 

一生モノの「道具」です。

 

例えば、

鉄のプライパンの扱い方、オムレツの作り方は実習したけれど、

その後で、いつもいつも、美味しいオムレツができるとは限りません。

 

プライパンが馴染んでくるまでは時間がかかるのと同じです。

 

色々やってみて、時には錆びたり、焦がしたりしながら、

あなたの家庭で使いやすいように、つかいこなしてもらえたらなって思います。

 

 

一生モノってだけでなく、

親の関わり方って、子どもにもダイレクトに影響を与えるだけでなく、世代間で連鎖もしてしまうので、あなたが学ぶ価値は十分にあると確信しています!

 

 

クローバー

 

 

10月14日から始まる土曜日コースは、開催日時を隔週にしました。

 

先日、受講生さんのご紹介で個別セッションさせていただいた方は、

親業の全容がわかると表情がパッと明るくなり、ぜひ対面でうけたい~とおっしゃってました。

 

ムッチャ嬉しいので、

彼女の想いに応えたいと思います。

 

こちらから