子どもを本気で助けたいと思うのなら、

子どもと心中するくらいの心構えや覚悟がいるのかな、と思う。

 

 

もちろん、本当に心中するわけでないけど、

気持ちの上では、

自分だけ、逃げたりしない、ということ。

 

 

子どもにとっての「良い答え」など、出そうと思うのではなくて、

 

 

子どもの苦悩にどこまでも、寄り添い、

親として、

ホンモノの人として、

彼を支えることを、引き受ける覚悟。

 

それは、

理想を捨てる覚悟かもしれない。

世間体を捨てる覚悟かもしれない。

 

 

こういう、「覚悟」を決めた時、

人は、なんか今までとは違うオーラが出るのかな、と思います。

 

 

吹っ切れる?

「気」が変わる?

 

 

迷いがなくなるのか?

落ち着いてくるのか?

 

 

私はここのところはよくわかりませんが、

そういう「気」みたいなのは、

敏感な子どもはすぐに察しますね。

 

 

子どもと「心中」する覚悟というと大げさかもしれませんが、

 

でも、

人生初と言ってもいいほどの子どものピンチに、

 

 

これからどうなるの?

理想が狂うやん~

そんな~どうすればいいの?

少しでも親の有利に進めるような、いい方法はないかな?

なんて、ビビってたり、

 

姑息な作戦を練ろうとしたり、

 

夫が悪い?

親が悪い?

先生が悪い?

友達が悪い?

私が悪い?

 

などなど、

誰が悪いのか悪者探しや原因探しをしていても、問題は解決しないから。

 

 

なので、

本気で状況を変えていこうと思うなら、

「自分」でやるしかない!ところだと思う。

 

 

私たち母親は、

神様でもない、ただの人間だから、

感情が揺れて揺れてブレブレになるのも、逃げたくなるのも、きっと当然のこと。

 

だけど、

我が子の幸せを願う気持ちは、誰よりも強いはず!

 

だから今まで育ててこれたのだから、

 

他人の子どもならできない事が

我が子にはできたのだから、

 

 

これが愛情でなくて、なんなのでしょう?

 

 

だからね、

自分の愛情に自信をもって、と言いたい。

 

 

親子関係を変えていくのに必要なものは、この気持ちだけで、いいので、

あなたは十分に資格があるので、

 

覚悟を決めていきましょう。

 

 

クローバー

 

 

今まで穏やかに流れていた河川が氾濫したような、

突然の子どもからの暴挙。

 

ビックリするほどの勢いで

なんとか、ビビりながらも被害を最小限にしようとしても、

姑息な手立ては、彼らの勢いを増すことになり兼ねません。

 

 

あふれるような、抑圧され屈折したエネルギーを放出したあと、

何が残るのかはわかりませんが、

 

 

今、

自然に反し、なんとか食い止めようとして、

あなたが流れをせき止めることにエネルギーを使い果たして疲れてしまうことは、

私には、もったいない気がします。

 

 

この世には、

私たちにコントロールできることと、コントロールできないことがあります。

 

コントロールできないことは、どうあがいても、なるようにしかなりません。

 

 

コントロールできないことを

コントロールしようとしても、エネルギーのムダ滝汗

 

 

まずは、

開き直って、

それも、必然であったと成り行きを見届け、

 

 

そして、

河川の氾濫がひと通り収まった後で、

その後のことについて、考えていきましょう。

 

 

大切なのは、これからの未来です。

 

 

反省するより、

経験から学べばいいだけだと思います。

 

これからのことにエネルギーをかけていきましょう。