勉強は子どもの問題だとわかっているけど、放っておけない
 

 

昨日の記事に、コメントをいただきました。

心を揺さぶるタイトルだったようです(笑)

 

 

明日の講座が大雨で延期になったし、ちょっと、内容をつけ足しておきますね~

 
 

クローバー


これは、
「わかっている」と言われていますが、実際にわかっていません。
 
「勉強は子どもの問題である、という事が腑に落ちていない」、ということではありません。
 
そう言う考え方をしても、お母さんのダメ出し、心の罪悪感、葛藤は、増すばかりです。
 
母親の想いは、そんなに単純ではないのです。
 
ここは、残念ながら、コトバにできないところですが、

ここが、親業訓練の一番のポイントであり、ここが明確に落とし込まれていないと、親業を学びながらも、いつまでたっても悶々とした苦しみが続くのかと思います。

 

クローバー

 

うんうんと、首が折れる程(笑)頷かれた方も、多いのではないでしょうか?

 

 

私は、親業訓練講座で「中高生の親向け」というクラスをしていますが、

内情は、ほとんどが、

 

中学生のお母さんではなく、高校生のお母さんです!

 

 

 

勉強は子どもの問題だとわかっているけど、放っておけない

 

 

中学生の時とは違って、高校生ともなると、もはや、義務教育ではありません。

 

自らの意思で入学しているのが前提だし、中学校のように、先生が熱心に関わってくれる、ということは期待できません。

 

 

せっかく入った高校でも、本人に合っているとは言えないのか、なんだか覇気がなかったり、勉強に身が入っているように思えなかったり、本気が見えないし、、

 

成績は下がる一方なので、親は焦ってしまいます。

 

 

そして、

高校生の息子は、家では、ほぼ動きません。

一心にスマホを観ています。

耳には、イヤホンがぶち込まれていますので、話かけても、スルー。反応ナシ。

 

 

勉強するように促しても、無視。又は逆ギレ からの親子喧嘩?冷戦?ピリピリした緊張感

 

 

家庭内での時間と会話は、中学生時代に比べて極端に減ります。

一体何を考えているのか、さっぱりわからず、不安を掻き立てられます。

 

全ての元凶はスマホだと、

スマホを規制しようとすると、彼らは、血眼になって取り返しに来ます。

 

 

夫に相談しても、

「放っておけ」

「自分で頭をうたないとわからない」

 

の一点張りで、父親として、息子にガツンと言ってもくれず。

 

大事な大学受験を控えて、

このまま放っておくと、さらに成績は下降する一方????

 

大した大学も入れなくて、

本来、学生がするべき勉強も満足にできない状態で、

情けなさMAX 不甲斐なさ100%

その先、社会で通用する?

就職できる?

 

将来この子はどうなるの???????

 

なんて考えると、モヤモヤがどんどん溢れかえる~~~ということになってしまっているようです。

 

相談相手がいないことで、こんな思いをしているのは自分だけ?と過去の育児をあれこれ振り返ったりして、原因探しをしている方もおられます。

 

 

 

クローバー

 

 

そりゃーね。

そんなに簡単に切り離して考えられないですよ。

 

 

何と言っても、

血を分けた息子なんだから(この表現、古い?)

 

 

そして、

今の親子関係がどうであっても、

 

 

これから、どうしていくのか、どうしていきたいのか、

これは、あなたが選ぶことができます

 

 

子どもの問題だと

放っておける人は、放っておいたらいいし、

 

放っておけない人は、放っておけないんだから、放っておかないで、ちゃんと向き合うといいと思います。

(ほとんどの場合、向き合い方が中途半端です!足りていません。)

 

 

「放っておけないけど、放っておけるようになりたい!」

 

 

こういう方は、

今、放っておけないことを、認めたうえで、放っておけるようになる事を目指しながら、

できるところから少しずつでも「正しい放っておき方」を取り入れてみる。

 

そして、

今はデキないな、ムリだな、と言う時もありますから、そんな時はムリしないで、その場にあった方法を学んで実践されるといいんじゃないかな、と思います。

 

 

どっちがいい、とか言えません。

それよりも、あなた自身が出来なければ、意味がないでしょう~

 

 

こういう答えは、

どんな教科書・育児書にも載ってません。

あなたが自分で学び考えていく必要があります。

 

 

知識として学びながら、心が納得するように、です。

 

 

どのように考えていくといいか、考え方と実際の方法は、私がお伝えすることができます。

 

 

これは、親子関係・人間関係でいつでも使える原理と技能ですし、大切な子育てに直接活かすだけでなく、子ども自身のコミュニケーション能力にも大きな影響を与えるので、学ぶ価値は十分にあると考えます。

 

 

他人との「心地よい心の距離感」を持てるように。

 

 

向き合うって、勇気が必要ですからね~♪

そして、技術・道具もあるんですよーーー

 

 

(下手にぶつかると、お互いに責め合って刺し合って、心が出血するのです💦💦💦)

 

 

←親業を受講されたことのある方は、思い出してみてね。

そして、トレーニングで上達しますよん。

 

 

 

全国の親業訓練インストラクターに、お問い合せされるといいと思います。