今日は、ピリ辛ですよん。
ちょっと前、
いや、ずっと前から思っていたのですが、
今の日本の子育ては、ホントに甘々になりすぎている気がします💦💦
子どもはワガママを言って当たり前で、
自分の意見を通してもらって当たり前、
やりたい放題、
ガマン、忍耐、全然育っていない気がするのですよ~~~
キャー
ちょっと、待って~
きっと、
権力・権威主義的、高圧的な子育てが子どもの人格形成に悪影響を与える、、
という見地から、
子どもの人格を尊重し、
十分に甘えさせ、
わがままを聞いてやり、
欲求を叶えてあげよう、、、、
という事なのかもしれませんね。
自分が親から甘えさせてもらってない!って場合も、子どもに自分の様なツライ思いをさせまいと、出来るだけの事をしてあげようとします。
ただ、
子育てってそれほど、単純ではありません。
子どもが、親の愛を求める欲求は、烈火のごとく強いものですし、
親は、子どもの際限のない欲求を上手くあしらえるほど人間的に成熟していない、欠点もあるひとりの人間なのです。
なので、
子どもに過度に寄り添い過ぎる方向に傾きすぎると、
子育てに影響が出たり、
人間関係・親子関係が破たんするのは、目に見えてるんですよね~
わーーー
悲劇
実際に、そんな事例が増えて続けているように思います。
デキる人は、いいんですよー
でも、
デキない人も、
デキない事も、
デキない時もあるからね。
そんな時は、かなり無理することになってしまい、それが逆効果になってしまうって、ことなのです。
現に、子育てに疲れ切ってしまい、ヘトヘトになったお母さんが多い。。
もう、いい加減にみんな気づこうよ💦💦
いや、
こんなことは、もうずっと前から心の専門家の中では言われている事なのに、
なぜ、みんな気づかないのかな?
いや、
きっとみんな、うすうす気づいていると思うんだけど、やり方がわからないだけ?
どうなのかな?
あなたはどう?
子育てには、
ありのままに、無条件に受け容れる「母性」とともに、
切る、離れる、などの「父性」も必要だと、大好きな臨床心理学者の河合隼雄先生は著書の中でおっしゃられています。
そうでなければ、子どもが「自立」できないからです。
私もそう思います。
私の、
甘~い、甘~い、怠け心をピシっと(?)成長させてくれたのは、
ドキッとするような厳しい視線だったり、
規律を守らないことへの、叱責だったり、
激しい感情のぶつかりあいだったりしたものです。
厳しい親にずっと反発心を持っていましたが、
きっと、甘やかされていたら、世間をなめて、屁理屈こねて、ずる賢く立ち回ってばかりいただろうな。
流行りのイクメンもいいのですが、
父親に、単なる「母親の補助」の役割しか期待しないのは、もったいないです。
お父さんには、お父さんにしかできない役割(お父さんの方が得意な役割)があります。
母親の補助に尽力するあまり、
父親の役割が上手く果たせなくなるのは、子どもの心を育てる上では、損失は大きく、本末転倒!
もちろん、
お父さんでなく、お母さんが厳しくたっていいし、
もっと言うと、一人の人の中に、「父性」と「母性」、「厳しさ」と「温かさ」はどちらもあるもののではないかな、と思います。
この、
厳しさをどう教えるか?どう表現するか?が、これからの子育ての課題だと思います。
以前、
野性のサルが暮らす、高崎山自然動物園の職員さんに、サルの子育ての話を聞く機会が以前ありました。
サルのお母さんは、子どものサルに餌をあげないそうです。
それどころか、
子どもがもっている餌も、お母さんが奪い取るそうですよ💦💦💦
餌は自分で確保するもの。
サルのお母さんは、生きていく上で最も大切なコトを子どもに教えています。
人としての厳しさは、
自分の人生を自分で引き受けて生きる事。
自分の人生に自分で責任を負い生きる事を教えること。
親業の子育ては、そういう面では厳しいです。
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