あなたはいつも、
親なんだから、子どもを受容しなければならない!
と思っていませんか?
子育てって辛いな~
しんどいな~
と感じる人の中には、この概念から離れることが出来ない人が多いのかな、と思います。
親なんだから、子どものことを全て受容しなければいけないですよね・・
でも、それができなくて苦しくて辛いです。
こういう親は、いつも、受容できない自分を責めているように感じます。
で、
私はいつもヤキモキするのです!
それだから、いつまで経ってもラクにならないのよ!
と怒っています(笑)
いや、ホンマです~
ああ、これって、昔のワタシなのかな。。
この、ジレンマから脱出出来なくて、イライラする毎日を過ごしていました。
親業を習ってるのだから、ラクになるはず~~
なのに、なぜ?イライラはなくならないの???????
親業は、自分の「非受容」にOKを出すところから始まります。
ここは、頭ではわかっていても、実際にはなかなかムツカシイところです。
丁寧に少しずつ解いていきます。
時間がかかる場合もあります。
それだけ、なぜだか思考がガチガチに固まっていることが多いです。
でも、
まず「受容ありき」
「受容第一主義」
非受容→受容 にしたほうがイイ!
という、いわゆる一般の子育て論とは、そもそもの概念・出発点が違います。
親だってイヤな時があります!
非受容を受け容れる
非受容OK
そしてね、
自分の非受容に「言い訳」は要りません。
もっともらしい「理由」は要らないのです。
イヤなもんはイヤです。
なにか?
自分の非受容に、「言い訳」を探すということは、自分の「イヤ」という感情に「言い訳」をしている、という事ですが、
感情は、フツフツと湧いてくるものです。
イヤなもんはイヤなのです。
自分の気持ちに言い訳はいらないのです。
(わたしメッセージでいう、「影響」とは違う意味です。あしからず)
まずは、ここからなのです。
そんなこんなで、講座は進みます。
私はインストラクターという立場で、そんな受講生の方を受容し、痛みを共感しながら聞くようにしています。
でも、「え?」と思う時は、素直に言います。
すると、「はっ」っと気づく瞬間があります。
子育てをしていると、
子どもの問題と言いながら、表面的な問題から、隠れている問題まで様々なことが起こります。
私たち母親の多くは、
今まで自分の気持ちを感情的に表わしてはいけない、と思いこんでいる方が多いので、
モヤモヤしていても、それが一体何のモヤモヤかわからないこともあります。
感情がもつれると、違う問題にすり替わっていくようです。
なので、そうならない様に、丁寧に自分の気持ちをすくっていきましょう。
モヤモヤしているのは、何を見てそう思う?
本当にイヤなの?
実はそれほどイヤでないの?
本当は何がイヤなのか?
焦る必要はありません。
失敗も体験しながら、わかることもあります。
自分一人だと、グルグルまわるだけの場合も多いので、気づいていくお手伝いをしています。
自分の気持ちや感情を思い出して、
自分を取り戻していきましょう。
子どもに、
いつでも正直に自分の気持ちが言える子に育ってほしいと思うなら、
まずは、あなたがそれをすることです。
その為の第一歩が、
自分の気持ちに蓋をしないで、気持ちに気づいてあげるという事です。
この、親業の理念・概念を正確に捉えていない人は、
やっぱり、受容第一主義になります。
「受容しなければならない」
すると、「受容しなければいけないのに、受容できない」と、自分への「評価」が入っています。
で、いつまでたっても、葛藤がつづき、ラクになりません。
子育て支援者は「導いてあげたい」が好きな方が多いかもしれません。なぜなら自分の過ちを繰り返してほしくないから。
だから、最終的な目的地である「受容」の効果を説きますよね。
でも、
具体的に言葉を変えながら、日々の関わり方を変えようとするときには、「受容ありき」は苦しくなるのです。
それで、私はいつも「ちがうちがう~そうじゃないよ~」と指導したい気持ちに駆られます。
あ、私も導こうとしている???
あはは。
(もと、評価の国の住人ですから・・・笑)
ありのままの受容することが、「こころ」を育てます。
私たちが育てたいのは、「人としての豊かなこころ」ですよね。
それは、親である私たちも気持ちも、まったく同じなのです。
親業は、子育ての実技です。
心地よいコミュニケーションと、逆効果なコミュニケーションを、
肌で感じ、
身体で覚え、
自分の中に落とし込んでいくのです。
今、親業を実践している方は、とにかくトライ&エラーでやっていくしかありません。
ぜひ、やってみてください。
親業を受講されていない方は、
是非、お近くのインストラクターを探して、声をかけてみてください。
「内的モチベーション」「自己規律の心」を育てたいなら、コミュニケーションツールとしての親業は必須だと思います。
本当の学びは体験からしか起こらないからです。
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