こんばんは、浦入智子です。
今日も暑かったですね。
毎月第一木曜日は、
ボランティアコーディネーターの会議でした。
ボランティアって、「お金」でなく「気持ち」を循環させるから、その人の価値観や世界観が出てきます。
自分には、一文の得にもならないことだけど、ただ、喜んでくれる人の為に働く、ということが大切でね
「損得」を考えていたら、できません。
「やってあげてるのよ」という、上から目線もNGです。
「やってあげているよ」ということは、
「感謝があってもいいんちゃう?」という、見返りを求めている、、、、ということですから。
そうすると、思ったように感謝されないと、不満がでてきてしまうのですね・・・
これ、
子どもとの関係も同じです。
わたしは、ボランティアをしながら、子育ての勉強もしてきたような気がします。
ボランティアをする時も、子育てをする時も、大切にしたいな、と思うことは
「する側」「される側」にならない、ということです。
これがあると、どうしても、上下関係ができるのです。
する側が上?
される側が下?
いやいや、
そんなことはありませんね。
私たち、タテ社会で生れ育った人間にとって、対等になるということは、すごく訓練がいることかもしれません。
親業の子育ても、「する側」「される側」にならない。
これも訓練が必要です。
共通の目的を持つ、同じ仲間として、一緒にミッションを果たしていく、というカンジです。
これができると、子どもとの関係は劇変し、子育ては大きく変わります。
それぞれが「自立」しながら「思いやり」に満ちた温かなチームが築けます。
あ、
子どもとの関係が変わったから、同じ仲間同志になれたのかな?
どっちが先だっただろう?
子どもを育てる、ということは、子どもに「社会性」を身に付けさせる、、ということかもしれません。
なので、ふつう、親は子どもに「しつけ」をしようとします。
しつけには、2つの意味があります。
①教える―訓練する―情報を与える
②コントロールする―制約する―懲罰を与える
この時、
①の方法で、子どもにしつけをしていくのが
親業。
親が「権力」を捨てて、子どもとの関係性を築き、その関係性を基盤として、子どもに「望ましいこと」を教えていく方法です。
ここでは、力は行使されません。
親には、今までの子どもとの関わり方とは全く違う、別のモデル、別の役割、別のリーダーシップ、が求められています。
そして、別の生き方になります。
親が「権力」を振りかざすことが無くなると、子どもも、闘う必要がなくなります。
家の中で、勝った、負けた、が無くなります。
勝負する必要がなくなるのです。
敵意と怒り、恐怖がなくなります。
家の中が、安心安全になります。
みんな伸び伸びとして、こころが通い合う親子関係は温かさに包まれます。
別の世界になります
こどもは、問題解決能力が強化され、責任感と、運命のコントロールが高まり、社会生活の技能が向上します。
力に頼るコトバ
権威、従う、詰問する、許す、認める、限界を設ける、はく奪、しつけ、制限する、罰する、禁じる、ルールを強制する、権威を尊敬する
力に頼らないコトバ
助ける人、コンサルタント、友だち、聞き手、問題解決者、参加者、交渉する人、援助者、頼まれる人
親業のインストラクターをしていても、初めから、この世界を体験していたわけではありません。
ある時、
ハッとしたのです。
長男の忘れ物が気になって、わたしメッセージを作ろうとした時でした。
悲しそうな長男の顔を見て、ふと思ったのです。
あ、わたし、
この子にとって「敵」になっていない?
わたしは
この子から見ると、どこにいる?
この子のココロの中では、
自分を責める、わたしは、「敵?」
「面倒くさい人?」「プレッシャーを与える人?」「権力をふるう人?」「自分の思い通りにさせようとする人?」
いや、
「味方」になりたいはずなのに、、、、
あれ?
何やってんだろ。。。わたし。
ただ、ただ、
味方になってあげたらいいやん。
大切な、
大切な、
この子の「こころ」を、
わたしが傷つけないようにしたい。
そして、もしも、
この子が何か問題を起こしたら、
その時は、
一緒に謝りに行ってあげたらいいやん。
子どもがまだ、近くにいる、
今なら、それができるやん!
このことがあってから、
私は
こどもの「対岸」にいるのではなく、
いつも、こどもの「ヨコ」で「味方」でいたい、と心から思いました。
親業生活を送っていると、時々、
このように、世界がひっくり返って見える瞬間がありました。
自分から、気づく。
親業には
親自身の成長も織り込まれています。
子どもの嫌がることは、しないでおこう!
私の中の「思い込み」が、また一つ外れた時でした。
このブログの読者さんは、
男の子の子育てに悩んでいる方も多いでしょう。
うちは、男の子3人。
私もひと通り、考え抜いてきました。
それぞれ、個性が全く違います。
長男は自閉気味。
二男はアスペ気味。
三男は多動気味。
自分とは違う、
どんなに個性的な子どもにも、ココロがあります。
ココロに理解を示した上で、
私の立場の事情とココロもしっかりと伝える。
どちらも、負けずに、
どちらも、ガマンしない。
理解し合えると信じて、
対話を重ねる。
納得するまで、話し合う。
この、
対話の為のスキルが親業です。
別々の「モノサシ」をもつ、
これが、
フツーな家族だと。。。
人間関係ネイティブ
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高い自尊心
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ストレスや病気が少ない
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親のコミュニケーション能力をあげることの目的は、
民主的な人間関係を築くこと。
心身の健全さを
あなたの家庭からはぐくむことです。