わたしが初めて親業を知った時
子育てが上手くいかなくなる原因や
それまで感じていた人間関係の謎が
全て紐解かれるように、スルスルとほどけていきました。
そして、
これは、社会的な活動にしなくちゃいけないっと思った。
親や社会が良かれと思ってやっていることは、
子どもに伝わっていないどころか
逆効果になっている場合さえある、、、
ここに気づいてしまうと、
もう、
一般の子育て論では
表面的な「対処療法」に見えてしまいます。
これって、
本当に勿体ないし、
このために、多くのエネルギーを消耗してしまうのは
本当に
どうかしてるぜ(古い)
親だって人間だし、
親をしながら、失敗をしながら成長していくものだし、
だから、完璧な方法なんてないけど、
それ以前の
「親としてどうあるか」、というところで
間違った考え方を植え付けられたまま
修正できないでいるのは、
本当に不幸だと思う。
親も子供も
空回りに拍車がかかって、
結局は相当に苦しいままで、
人生において、おおきな代償を払うことになりかねないんです。
なのに、
世の中は
少しずつ、ずれている気がしています。
幼少期は、
褒めて育てる
全受容の奨励が子育てのセオリー
「子どもの幸せの為に」と
子どもを優先して
自分を犠牲にして、
それなのに、ちっともラクにならなくて、
子育てが楽しくなくなっています。
思春期は、
子どもを心配する親に
安心を与える為のサービスが増えています。
子どもの行動が知れるから、
いつまでも掌中にあると、錯覚してしまい、
何とかしてあげようと、
いつまでも思い続けることを止められません。
子どもも、
なんだかんだ言っても親が全てお膳立てしてくれるので
考える必要がありません。
親が子離れする機会が
失われています。
いわゆる、子離れしにくくなっています。
でも、
それは、子どもの「経験」や「考える力」を奪っていることです。
彼らには
自由がありません。
それでは学べないし、
「主体性」や「責任感」は
育たないんだよね。
親の影響力って
本当にスゴイから、
親が目の前にいなくなっても
何となく、いつもその「存在」に翻弄されて、
長い時間縛られている人、
苦しんでいる人もいて、
それはまた、
次世代に受け継がれてしまうことがあります。
時代が変わっても、
子育てはそのまま、封建的だから
きっと、今の子育てが一番難しいのかも。。。
今、教育現場では
子どもに責任感を育てようと
たくさんの大人たちが試みています。
自由に遊ばせて、
自由に考えて、
でも、
ほとんどの場合、
それは、ある空間に制限されています。
大人から、
「自立させられる」のは、
それは
「自立」でなく「他立」。
本当の自立とは
「自らの力で立ちたい」という、
内なるエネルギーから湧き上がる欲求だから、
それは、周りでコントロールできるものでないんだよね。
ここのところを
しっかりとわかっていないと、
いつまでたっても子育て施策は
それほど上手くいかないと思う。
表面的に少しはマシになっても、
根本的な問題は残っているから
問題が先送りされるだけかもしれません。
児童虐待
キレる子ども
いじめ
家庭内暴力
引きこもり
不登校
対人関係のストレス
うつ
認知症
親業で
心の勉強をすると、
全て繋がっているように見えます。
大切なのは
個人の尊厳を守って、
ムリにコントロールしようとしないこと。
適切な距離感をもち
愛情を与え
支配しようとしないこと。
自分の一人の人間として
身体ごとしっかりと関わること。
すると、
自立しようとする力が育ちます。
それは
赤ちゃんが、誰にも教えられなくても寝返りをし、
ハイハイをし、
立ち上がり、歩くように、
人間がみんな持っている力。
ここを信じなければ
人は育ちません。
子どもは親とは違う一人の人間。
親が、
全ての責任を負う必要はないし、
全てを知る必要もないし
全てを知ろうとする必要もないし、
また、
そんなことは無理。
私たち大人は
もっともっと、
子どもの幸せの為に
子どもの身になって
もう少し長いスパンで
考えていくべきなんじゃないかなと思う。
自分のコトバが
想像以上に子どもに影響を与えていること
全てのお母さんに知って欲しいです。
浦入智子
子育てが上手くいかなくなる原因や
それまで感じていた人間関係の謎が
全て紐解かれるように、スルスルとほどけていきました。
そして、
これは、社会的な活動にしなくちゃいけないっと思った。
親や社会が良かれと思ってやっていることは、
子どもに伝わっていないどころか
逆効果になっている場合さえある、、、
ここに気づいてしまうと、
もう、
一般の子育て論では
表面的な「対処療法」に見えてしまいます。
これって、
本当に勿体ないし、
このために、多くのエネルギーを消耗してしまうのは
本当に
どうかしてるぜ(古い)
親だって人間だし、
親をしながら、失敗をしながら成長していくものだし、
だから、完璧な方法なんてないけど、
それ以前の
「親としてどうあるか」、というところで
間違った考え方を植え付けられたまま
修正できないでいるのは、
本当に不幸だと思う。
親も子供も
空回りに拍車がかかって、
結局は相当に苦しいままで、
人生において、おおきな代償を払うことになりかねないんです。
なのに、
世の中は
少しずつ、ずれている気がしています。
幼少期は、
褒めて育てる
全受容の奨励が子育てのセオリー
「子どもの幸せの為に」と
子どもを優先して
自分を犠牲にして、
それなのに、ちっともラクにならなくて、
子育てが楽しくなくなっています。
思春期は、
子どもを心配する親に
安心を与える為のサービスが増えています。
子どもの行動が知れるから、
いつまでも掌中にあると、錯覚してしまい、
何とかしてあげようと、
いつまでも思い続けることを止められません。
子どもも、
なんだかんだ言っても親が全てお膳立てしてくれるので
考える必要がありません。
親が子離れする機会が
失われています。
いわゆる、子離れしにくくなっています。
でも、
それは、子どもの「経験」や「考える力」を奪っていることです。
彼らには
自由がありません。
それでは学べないし、
「主体性」や「責任感」は
育たないんだよね。
親の影響力って
本当にスゴイから、
親が目の前にいなくなっても
何となく、いつもその「存在」に翻弄されて、
長い時間縛られている人、
苦しんでいる人もいて、
それはまた、
次世代に受け継がれてしまうことがあります。
時代が変わっても、
子育てはそのまま、封建的だから
きっと、今の子育てが一番難しいのかも。。。
今、教育現場では
子どもに責任感を育てようと
たくさんの大人たちが試みています。
自由に遊ばせて、
自由に考えて、
でも、
ほとんどの場合、
それは、ある空間に制限されています。
大人から、
「自立させられる」のは、
それは
「自立」でなく「他立」。
本当の自立とは
「自らの力で立ちたい」という、
内なるエネルギーから湧き上がる欲求だから、
それは、周りでコントロールできるものでないんだよね。
ここのところを
しっかりとわかっていないと、
いつまでたっても子育て施策は
それほど上手くいかないと思う。
表面的に少しはマシになっても、
根本的な問題は残っているから
問題が先送りされるだけかもしれません。
児童虐待
キレる子ども
いじめ
家庭内暴力
引きこもり
不登校
対人関係のストレス
うつ
認知症
親業で
心の勉強をすると、
全て繋がっているように見えます。
大切なのは
個人の尊厳を守って、
ムリにコントロールしようとしないこと。
適切な距離感をもち
愛情を与え
支配しようとしないこと。
自分の一人の人間として
身体ごとしっかりと関わること。
すると、
自立しようとする力が育ちます。
それは
赤ちゃんが、誰にも教えられなくても寝返りをし、
ハイハイをし、
立ち上がり、歩くように、
人間がみんな持っている力。
ここを信じなければ
人は育ちません。
子どもは親とは違う一人の人間。
親が、
全ての責任を負う必要はないし、
全てを知る必要もないし
全てを知ろうとする必要もないし、
また、
そんなことは無理。
私たち大人は
もっともっと、
子どもの幸せの為に
子どもの身になって
もう少し長いスパンで
考えていくべきなんじゃないかなと思う。
自分のコトバが
想像以上に子どもに影響を与えていること
全てのお母さんに知って欲しいです。
浦入智子