こんばんは、浦入智子です。

 

ずっとブログを書いていて思うのは、
本当に、「親業を一言でいうのは難しいなあと言うことです。


わたしはよくブログタイトルを変えてきました。


古くからこのブログにお付き合いいただいてる方は、
「あれ?またブログのタイトル変わってるやん~~」
と、思ってるかもしれません


たくさんの方に読んでもらいたいなと思いながら、なかなか一言が決まらない時もあり、、

ホントにね、いい加減に統一したいと思っていたのですが、
わたしにとって、本当に難しい事だったのです。


毎日、子育て中のママさんとお会いしますが、
年齢も親子の関係も悩みはそれぞれです。


でも、どんな関係でも矛盾なく応えられる「親業」。


その時々で、「親業」の良さの第一ポイントが変わってしまい、
すると、タイトルや表現も微妙に変わってしまってました


、、、と
ブログを書きながら、軸がブレブレの自分に、言い訳しています


でもね、
今日はそのことに向き合ってみます。


今までずーっとずーっとそればかり考えているのに、
未だに「コレ」っと言えないのは、何故なのか?


理由があると思うので、思いつくままに書いてみたいと思います。

「親業」は、単なるコミュニケーションテクニックではありません。

 

相手との関わりの中で自己理解、自己受容が促されるものです。

 

で、わたしも当事者で成長真っただ中

子育てを登山に例えると、下から見ていた風景が、中腹から見ると別の風景に見えることがあります。

更に、空から見ると、また全然違うんだろうなあ~

でも、空から見るなんて、、そんな達観できる境地に至りませんから
まだまだ全容がつかみ切れていないのかもしれません

なので、わたしにとって「親業」がどういう意味を持っていたかを書いてみます。


出会い:子どもを伸ばす方法

子育ての為の参考書を探していました。
いわゆる「頭のいい子」を育てたくて、色々と早期教育なども試してみましたが、あんまり面白くなくて、続きませんでした。
で、
その時は、子どもを伸ばす!!こと重視でした。伸ばすのは”知能”ですが、それには”情緒の安定”と”内的動機づけ”が最優先だったので、それを重視していました。

親業はピッタリでした。


初期:自分の感情を許す方法

育児本によくある「褒めましょう」と「怒らないで」がないのが「親業」。
その代り、正直に適切な言葉を使います。
目からウロコの方法ですが、それまで封印してきた自分の感情と向き合うことはとても新鮮で難しい事でした。

でも、ガマン→大爆発→自己嫌悪 の悪循環は確実になくなりました。

初期2:子どもの心を育てる「関係性」を築く方法

子どもを健全に育てるために、親として「規範」を持つことが大切だと思っていました。
それよりも親と子の間に育つ「関係性」により、子どもの心は動き育つ、ということが腑に落ちました。
「親業」の関わりをすることで「心が動く瞬間」が何度もあり、その度に気持ちよさと温かさに包まれました。


中期1:子どもの自己コントロール力を高める方法

子どものしつけに対する考え方が全く変わりました。「関係性」さえあれば、しっかり向き合うことは子どもを磨き鍛えることになる。
それまで多少言いにくかった「わたしメッセージ」が素直に言えるようになり、ますます子育てがラクになりました。


中期2:思い込みのワクが外れ、今までの世界観が変わる方法。自己カウンセリング法

コミュニケーションを意識的に変えていくと、相手の反応が自分の予想と違うことが多くなりました。ある日、それが自分の思い込みとレッテルによることがハッとわかりました。
今までの色眼鏡が外れたように、世界が違って見えるようになりました。



最近:力を使わずに人間関係をつくる方法

親の権力を使わずに、影響力を使って関係を築く方法。勝ち負けのない親子関係を築く方法。勝ったり負けたりしない、人として対等でいられるためのコミュニケーション。
力を使わない方法と、力を使わせない方法。
争いのない社会を実現するための必須スキルです。


、、、とまあ、
思いつくままに書いてみました。


ホント、「親業」と共に成長させてもらったなあ~と改めて思います。
それにしても、スゴイ効果ですよね。


あ、将来の精神疾患を予防する効果もありますよ。
 

相手も大切に。自分も大切に。


自尊心を傷つけないコミュニケーション。これも魅力ですね。

 

コミュニケーションの力が、私を強く(笑)優しく(笑)、

 

そして幸せな家族に囲まれたと思える人生にしてくれました。