学期が始まり、そして大型連休に突入ですね。


お子さんの様子はいかがですか???
うだーーーーーーってなってませんか

 

 

新学期が始まってばかりで、子どもたちはみんな緊張しています。
とくに、幼稚園や低学年のお子さんは、環境になれるのに時間がかかると思います。

わたしは男の子3人を育てていますが、
男の子って、相手を信頼するのに一年くらいかかるかな?という実感です。

心を開くまで時間がかかる、ということです。

で、やっぱりそこで頼りたいのは、母親の出番!なんですね

あなたも、子どもの話をじっくりと聞くことで「癒し上手なママ」になることができますよ。

じっくり、と言っても「時間を長く」ということではありません。

癒し上手なママになるためには、はずせない「ツボ」があったので、それを実行するのみ!なのです~

 

クローバー


我が家の次男(当時高1)は、入学してすぐにお弁当を残して帰ってきたことがありました。
こんなこと初めてだったので、ビックリ


量が多くて食べられなかったんだそうです・・・

入学した高校に、同じ中学校の出身の男子がいませんでした。


周りの人はほとんど初対面です。

彼は、周りの空気感にとても敏感なタイプでした。


ピリピリしすぎているわけではないのですが、微妙に空気を読むのが得意です。


同調性・共感力も高いので、周りの空気感をモロに受けるタイプでもあります。
(・・・と、これは、当時のわたしの次男分析だったのですが)


「結構、緊張してるんだね~、ご飯を食べられないくらい・・・」

とわたしが言うと、

「いや、、量が多かったんやよ~」

 

と返ってきました。


え?

うそやん。そんなはずないやろ=





子どもの話を聞いていると、親の方が何か言いたくなる時ってありますね。


親が余裕がないと、余計にそう思います。

言いたくて、言いたくて、ウズウズ~~~~

こういう時、大体は 教えてあげたいって思っているんですね。


「それ、量が多かったんじゃなくて、絶対緊張してるからよ」
「だって、今までのお弁当よりも小さいのよ」
「これはお茶碗一杯分しかないし、、、」
「あなたは、意外と緊張するタイプなの。だから絶対に緊張から食べられないのよ」


わたしもね、つい 教えてあげたく なってしまいました


でもね、
ここで、エネルギーを消耗して疲れているのは次男。


せっかく私のところに来て話をしてくれているわけだし、
ここは、子どものメンタルをしっかり支えてあげたいなーって思ったのです。


で、サポートに徹することにしました
幸い、聞き方は訓練済み(笑)


次男の話に合せて、意見を差し挟まずに、丁寧にコトバを返します。


「そう、お弁当の量が多かったんやねえ~」

私は、自分が作りながらも残っていたお弁当も気になったので、
(←せっかく作ったのに、捨てたくない)

 

次男の話に「うんうん」と相づちをしながらも、そこはわたしがパクパク食べました(笑)。
 

 

今日の玉子焼きは、刻んだ三つ葉入り。
から揚げも残ってましたけど、
「うん、美味しいやん」


その後も話は続きましたよ。
クラブの事、
クラスの事、
選択科目の事、、、

次男の話をこれほど聞ける機会は少ないので、内心嬉しいなって思いながら、ただ聞いておりましたよ。

話しながらモヤモヤを吐き出せると、次男もスッキリするし、わたしも彼の考えてることを知れて、とても安心です。

本心を知ると、より次男を理解してあげ易くなる。
良い循環です。

モヤモヤが全部スッキリ吐き出した次男。

胸の内を吐き出し終わったのか、
 

「ああ~お腹すいた~」と、

 

そのあとで空腹を訴えておりました





私が、子どもの疲れた心を癒すために、

ただ1つ、気を付けていたことは、


ずばり 話をとらないこと


解決してあげる必要はありません。
 

それが出来れば、5分くらいでも十分満足しますよ。

 

実は時短です(笑)

でもね、

これ、実践するのは、実はとても難しいのです。

 

なぜなら、母親とは、子どものピンチに何か言ってあげたくなる生き物だから。

 

ココは、心してかからねばなりません。
子どもの話をとらないためには、練習あるのみです。

 

私は「問題の所有権」と「心が育つ仕組み」を知っていたので、圧倒的にやりやすくなりました。


そのほうが、気持ちの整理がしやすいからです。
また、無理に我慢して黙りすぎて(これもキケン)逆効果になるケースも防げます。


でも、これがデキると、子どもが伸びて、人間関係は劇変するし、
一生、ずーーーーーっと使えます。


そして、子どもがあなたに近寄ってきます。
子どもの心を癒し、元気にできる 愛されおかん になれますから、ぜひともお勧めしたいところです。

まずは、子どもの話をとらない、、と意識するところから始めてみて下さい。

 

 

クローバー

 

 

次男は、今春就職しました。

この時から、約8年。

おー

こういう時期もあったか。。

今でも、母はちょこちょこと、聞き耳を立てています(笑)

この聞き方ができると、色々と本音を聞くことができるので、内心ガッツポーズしています。

 

彼は、自分の人生を謳歌して生きる青年に育ちました。

見てて眩しいくらいです(笑)←いつもの親バカ

 

 

子どもの心が自ら育ちゆく姿を見る楽しさは、親だからこその特権。

 

ぜひ心から味わえるといいなと願います。

 

 

聞き方についてはコチラにも書いています