昨日の記事
子どもへのご褒美どうしてる?「しつけ」と「おやつ」の気になる関係
・・は、「○○を止めたらおやつをあげるよ」と、おやつを使ってしつけをすることについて書きました。


先日は
おやつを買うか?買わないか?子育ての正解って何だろう?
・・は「おやつ」を買ってと言われた時、どうしたらいいのか?効果的な関わり方について書きました。


おなじ、「おやつ」問題


でも、親が子どもをしつける時の問題と、子どものワガママをどうするか、の問題。
全く別の問題に見えるでしょ


でもね、コレ
やっぱり根本的に繋がっている問題です。


そして、
成長と共に「おやつ」は別の物に変わります。


「おもちゃ」
「ゲーム」
「携帯」
「こずかい」
などなど、、、いわゆる「報酬」ですね。


親が「おやつ」を使って、子どもの行動を「コントロール」しようとしているもの。
「コントロール」のために、「おやつ」を使っているのです。

例えば、お風呂掃除をすると、「こずかい」をもらえる、となると、
「こずかい抜き」では、お風呂掃除はやらなくなりませんか?


うーーん、、


それって
なんか淋しくない


「報酬」がなければ、動けない子って、淋しいなと思うんです。


確かに、
何らかの仕事をして、対価・報酬を得ることはとっても大切なコトだけど、

対価や報酬が無くても、
誰かの喜ぶ顔が嬉しかったり、困っている誰かを助けてあげたかったり、自分がそれをすることが心地いいからやる事ってあると思う。


どんな些細なことでもいいから、
「家族のために、お風呂掃除してあげよう
「お母さん、助かるかな」って、思いやりの気持ちから動く心も持っていてほしいと思う。


自分の中から湧き出る純粋な気持ちで動けた時は、
自分でもとっても気持ちよくって、
「あたしって、なかなかいい人やん」なんて、
自分が大人になれた気がして、ちょっと気持ちがいい。


大人になると、
ついつい、「損」とか「得」とか考えちゃって、なかなか純粋な気持ちだけで動くことは難しくなるかもしれないけど、


それでも、純粋な気持ちを長く持ち続けられる人の方が、きっと幸せだと思うし、
そんな人はきっと仕事も上手くいってると思う。


そんな気持ちの根っこにあるのは、相手の為を思うこころ。


わたしは、自分の子どもに、
そんな、あったかいこころをう~んと大きく育てておいてあげたいなって、そう思う。


それが当たり前にできる子って、絶対幸せだと思うもん


そんな
「報酬・対価・評価」がなくても「こころ」で動く子に育つ「子育て」を
わたしは目指したいんですよね


もし、あなたもそれを目指したいのなら、
親の「コントロール」を手放して、「参加型」家族運営を目指す「親業」が超おススメです



本物の人生の楽しみは、
たとえ「評価」が無くても、自分が信じたことをどれだけ純粋に燃えられるか
結局そこに通じてくると思うのよね。


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