アメブロに、過去に書いた記事をリマインドしてくれる機能があります。
今日、アメブロが出してきたこの記事は、
私自身が、子どもとの距離感のとり方にもがいていた経験を書いたものです。
一番初めに書いたのは、いつだったのかな?
多分、2015年頃の記事だと思うから、今から5年くらい前ですね。
不思議なもので、
今日の講座で同じようなコトを話しましたよ。よかったら。
もう、
私自身は、あの時の「痛み」は、忘れてるんですけどね。
←ああ、若かったな(笑)遠い目・・・
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17年前に母になってから、HAPPYな子育ての方法ってないのかな?と、ずーっと探していました。
どうせやるなら、楽しくやりたい!
でも、
一つうまくいくと、一つうまくいかなくなる、、
みたいなことが、子育てにはたくさんありました。
例えば、
優しくて繊細な長男には、
「勉強ができても、メンタルの心配の方が大変!」
と思っていましたし、
メンタルが強いけれどあまりにも勉強しない三男には、
「メンタル強すぎるのも、どうなの???」
と思いました。
どっちやねん!
そんな悶々とした思いや葛藤の原因を考えていくと、自分の中に矛盾があることに気づきました。
それが、うまく落とし込めていないので、母親と言う仕事の心理的なしんどさがなくならないんじゃないか?
息子たちが思春期に近づくにつれて、自分の中の葛藤は大きくなる気がして、だから
ここをとても考えてきました。
で、私が出した答え
つまり、
相反する気持ちの原因は、
それは、
「おかん」の最終目的、
つまり、
私の望む子育てのゴールは、
それは「おかん」が要らなくなること(涙)で、
子どもの脳裏から離れること。
忘れ去られること。
完全に超えられること。
母親がその仕事を果たせば果たすほど、
自分が不要になる、ということだから。。
ここを
自分の中で受け容れているか否か!
葛藤を抱える理由は、最終的にはそこかな?と思います。
なぜなら、
自分が価値がなくなるって、誰も認めたくないですから。
成長する息子を頼もしいと思う反面、
いつまでも、
子どもにとって価値のある自分でいたい、、
つまり、子どもでいて欲しい
という、大きな矛盾があったのです。
心のどこかでジタバタしている自分がいました。
親と子の、「精神的な大きさ」の差は、子どもの誕生時にMAXです。
子どもにとって、親は
「全世界」であり
「神」です。
成長とともに、だんだん小さくなり、15歳ごろ、同じ位の大きさになると言われています。
この15歳といえば、中学3年生~高校入学時ごろですね。
長男が高校生になった時、わたしは彼と「完全に対等」になったと感じました。
もう、
わたしは要らないんや~
わたしが無くても、何とかなる
ゲゲゲ
子どもの健やかな「成長」は何より望んでいたモノであったにかかわらず、本当に、ビックリするような、「淋しさ」と「焦燥感」を感じました。
離したくない~~~~
同級生との付き合いの数々に、アレコレ理由をつけて、ダメ出ししたくなる自分がいたのです・・・
自分の中にモヤモヤを感じた時に、キチンと自分に向き合うことは、「親業」の基本です。
幸い、親業があったので、その「法則」に従って、言語化していくと、自分の心が見えてきました。
それは多分、捨てられる「怖さ」?
え?捨てられるの?
ちょっと待って!
いくらなんでも、飛躍し過ぎちゃう???
(←冷静なワタシの心の声)
自分が潜在的に感じていたことがわかると、冷静になれるものです。
言語化して、きちんと考えることで、モヤモヤの正体がわかりますし、それについての検証もできます。
わたしを信じよう、
わたしの育てた子どもを信じよう、、
大丈夫
そう、自分を信じて、今までの関係を信じて、勇気を出して、不安やモヤモヤを手放してみました。
そしたらね、不思議ですね・・・
気持ちの整理をしただけで、それまでの苦しさが解放されて、子どもにも、優しくできたんです。
すると、チャンと私にも優しく気遣いを示してくれる息子がおりました。
彼とのココロを繋いていた、切れかけ(と思っていただけ)の≪心の絆≫を、手を放したら、もう、二度と帰って来てくれないんじゃないかと、
そんな怖さから思い切り握りしめていたけれど、、、
思い切って離してみたら、
エイヤって、離してみたら、
そっと目を開けた時に、どこにも行かずに、ちゃんと、そばに帰って来てくれた、、
みたいな、そんなカンジ(わかります?)
ちゃんと深~いところで繋がっていたなって思えました。
長男とのギクシュクしかけた雰囲気がまた元に戻り、
今度は、
人と人として、誰よりもよき理解者として、更にバージョンアップした「関係性」が待っていました
今も、親子というより、お互いの良き理解者であり、親友みたいです。
子育ては、
ちゃんと真剣に実践すればするほど、親は早く不要になりますよ。
もう、要らないのですよん。
「そんなこと、ないでしょう?」
「まだまだ、親は要るでしょう?」
そう言ってくれる方もいますが、
でもね、
要りません
自立しています
だから、
立派な親でいたい方、
子どもの心配をしていたい方、
この子は可哀想だから私がいなくちゃダメなのよ~と思ってる方、
私は子どもの為にこんなに頑張ってるのよ!と思いたい方、
そんな方には、向いていないかも?です。
だってね、
ドンドン親を越して健やかに成長していきますからね。
でもね、
ここを手放せると、
本当に、新しい世界が待っていますから
私は、こういう人間関係をそれまで体験した経験が少なかったのですが、実際にはすっごく気持ちいいですよ
なぜって、
この世で一番大好きな息子と、心の底から信頼し合える関係が結べるのですから!
母親である前に、あなたの、人としてのあり方が問われますけど。
でも、
力に頼らない関係性は、もっともっと深く家族を結び付けてくれます。