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子どものやる気を伸ばすかかわり方を考えるおかん塾
案内人の浦入智子です。


今日はパズルの話を紹介します。
人気番組、「ホンマでっかTV」で心理学者の植木理恵先生が紹介していた内容です。



ある2つの大学生グループに面白いパズルをさせました。


1つの大学生グループはパズルを解くとご褒美として1ドルをもらえます。
もう一方のグループはパズルをいくつ解けてもご褒美はもらえません。


パズルを好きになったのは、どちらのグループだと思いますか?





この質問をすると、大抵の人はご褒美をもらった方だろうと答えます。


休憩時間

ご褒美をもらったグループは、休憩時間になるとパズルを止め、寝そべったり雑誌を読んだりしたそうです。

ご褒美をもらわなかったグループは、休憩時間にも熱心にパズルを楽しんでいました。


ご褒美はないのに!


パズルそのものを純粋に楽しむ

その楽しみは、ご褒美を与えられることで、体験できにくくなってしまうのです。





子どもが楽しんでやっていることに関しては、大人は報酬で釣ろうとせずに黙って見守るほうがいい場合があることを知っていますか?


これに似た話はゴードン博士の著書にも紹介されています。

 

Good Relationships トマス・ゴードン著

それはまた次の機会に紹介しますね。


勉強や仕事はパズルほど楽しくないかもしれません。


でも”自分で伸びることの達成感と喜びを味わう経験”がないと、自分から物事をやっていこうとする内的自発性が育ちにくい。人生の土壇場での馬力、集中力が違うと思うのです。


子どものうちに、自分の中で純粋な楽しみをもっと味わってほしい。


新しい知識を得る事
人の喜ぶために力を尽くす事



それらを純粋に楽しいと感じるときは、誰にでもきっとあったはず!

それを大人が無造作に奪ってはいけないと思うのです。


だって、勿体ないもん


理想と現実は違いますが、親としてできるだけ長い間、たくさんの気持ちよさを味わせておきたいと思うんですよね。


パズルでも、
スポーツでも
なんでもいいんです。


これって、自己肯定感のタマゴだったりしません?
わたしは、子どもが夢中になって何かをしているとき、内心ワクワクしながら子どもを見ていましたよ

う~ん、育ってる


今日も幸せいっぱいのことばで大切な家族を包んであげてください