こんばんは

おやじです。

 

今日は、アマゾンプライムビデオで「最高の人生の見つけ方」という映画を

 

見た話しをしよう。

 

おやじ位になると人生も後半に入り、本当に悔いのない人生を送って来たのか、これ

からどう生きるか等を時々考えてしまう。

 

今回の映画は、2007年に公開された。原題は:The Bucket List

余命宣告された2人の主人公が、棺桶リスト(やりたい事のリスト)を

作って、やり遂げていく映画だ、本来なら暗くなるような題材だが、二人の友情、家族

との関係を描いてハートウオーミングな映画に仕上がっている。

 

 

出典:eiga.com

 

主人公の2人は

大金持ちでコヒーとお金儲けが大好きなエドワードをジャック・ニコルソン

45年間、油にまみれ自動車修理工として奥さんと子供3人を育ててきた、

クイズが唯一の趣味で真面目だけが取り柄のカーターをモーガン・フリーマン

と2人の演技派の俳優が演じている。

 

映画オープニング

 

場面は、雪山をひたすら登っている一人の男の足元だけを映す。

そしてナレーションが始まる。

 

エドワードは5月に死んだ

日曜の午後

空には雲1つなかった。

人生の価値など容易には量れない

”家族や友によって量られる”と言う人

”信仰による”と言う人

”愛だ”と言う人

”人生に意味などない”と言う人

私は

”自分を認めてくれる人がいるか”で決まると思う

ただこれだけは、ハッキリと断言できる

エドワードの最後の日々はー

多くの人の一生分以上に値した

彼がその目を永遠に閉じた時ー

心は開かれたー

 

あらすじ

 

自動車修理工のカーターはいつものように、同僚とクイズのあてっこをしながら車

の修理をしていた。電話が鳴る。彼の妻からだ、病院からの検査結果の連絡なの

だ。電話を聞いていたカーターの顔色がみるみる曇る。

 

エドワードは病院乗っ取り容疑で、裁判に出ていたが、裁判の途中で吐血して、

自分が経営する病院に緊急入院することになる。

 

エドワードが運びこまれてきた病室には、既に先客として入院していた、カーター

がいた。

エドワードは死人のような奴がいると怒るが、もともと病院経営の効率化のため

1室2人制を導入したのは自分だった。

 

エドワードはガンが全身に転移していて、それが脳に達しているため脳手術をする

必要があった。頭を丸坊主にされ、脳手術が終わり病室に帰ってくる。

 

指に付いている測定器が邪魔だったが、自分ひとりでは出来ない。それを見ていた

カーターが手伝ってくれた。

 

エドワードの脳治療は終わり、化学療法を行うことになった。副作用の事は知って

いたが、経験したことが無いのでわからない。レストランから取り寄せた食事をウ

マイと言いながら食べていた。

 

その日の晩、猛烈な吐き気に襲われたエドワードは便器にしがみついてトイレから

出てこられなくなる。

 

カーターも化学療法の副作用に堪えていた。

 

このような環境で2人は段々お互いの気心が知れて仲良くなっていく。

 

カーターは歴史学の学者になりたかったが、大学2年の時に妻が妊娠したため

断念して大学を中退したことを話し

エドワードは結婚はしたが4回離婚した、16才の時から金儲けが上手で、仕事と

結婚したようなものだと話す。

 

そのうちに、2人は一緒にカードゲームをするような仲になる。

 

ある日、医者が来てエドワードに余命6か月の宣告をする。カーターは「エドワー

ド大丈夫」と問いかける。

 

エドワードはカーターも自分の症状が知りたいと思っているのを知っていた。医者

にカーターの質問を聞いてやってくれと言う。

 

カーターは「自分の症状が知りたい」と医者に質問する。

カーターは後で、医者より自分の症状を聞かされる。

 

カーターは世の中の人の96パーセントは、自分の死期を知りたいと思わないが、

自分は残り4パーセントだと思っていた。しかしいざ自分がその立場に直面した時

に自分もそうじゃなかったと気付き、落胆して、作っていた”棺桶リスト”を丸めて床

に捨ててしまう。

 

翌朝、エドワードの秘書が来てその紙屑を拾う。

エドワードが秘書に「それを見せろ」と言って、開いて見てみるとカーターの書いた

リストだった。カーターに「これは何だ」と問うが教えてくれない。

エドワードが執拗に問うと、カーターはしぶしぶ語り出す。

 

ここからは対話形式で進める

 

カーター:

大学1年の時に哲学の講義で教授が、将来を考える課題を出した。

”棺桶リスト”だ、やりたい事を全部書き出す

エドワード:

棺桶に入る前に、シャレている

カーター:

その時は”100万ドル稼ぐ””大統領になる”とか若者の野望を書いた

だが今改めて書き直すと・・・

リストをみて

エドワード:

”見ず知らずの人に親切にする””泣くほど笑う”

批判する気はないがめめしい

カーター:

どうせもう何も出来ん

エドワード:

俺と考えはあんたとは正反対だ、まずはこれだろ?

カーター:

何を

エドワード:

書き直している。

外で男の遊びをしろよ射撃とか、もっと楽しめ

カーター:

射撃をするために書くわけじゃない。はき違えている。

エドーワード:

これは何だよ、”荘厳な景色を見る”

カーター:

ヒマラヤ山脈とか

エドワード:

”マスタングの運転”悪くない。いいのがある。”スカイダイビング”は

どうだ。2人で楽しもう

カーター:

2人で?

エドワード:

見てくれ、ほら

カーターそれを見て笑う

カーター:

”世界一の美女にキスをする”どうやって

エドワード:

数をこなす

カーター:

”入れ墨”死ぬ前の望みが?もっと分別を持て

エドワード:

哲学かぶれがいいそうなことだ。医者は何て?

カーター:

まだ数か月ある。1年あるかもしれない。

エドワード:

45年もむだにしたんだろ?きっとできる。いやできる。

カーター:

無理だよ

エドワード:

俺は金だけはたんまり持っている。

カーター:

分からん

エドワード:

何がだ?

カーター:

リストは単なる例えだ、私はただ

エドワード:

”単なる例えだ意味がない”口より体を動かせよ、これはチャンスだ

カーター:

自分を物笑いの種にする?

エドワード:

それもいい。このままでどうなる?

俺は退院後会社に戻りー

資金調達や債務について話し合う

もう金に興味もないのに

あんたは家に戻って別れの儀式だ

家族全員にのぞき込まれー

必死に笑顔を作る

同情や悲しみで窒息しながら死にたいか?

俺はいやだ

あんたも心の中ではイヤがっているはずだ

俺たちは同じ船に乗り合わせた

これはまたとない好機だ

カーター:

”好機だと”嫌味なあんたでも度がすぎる

エドワード:

今は、ピンピンしている薬が効いている証拠だ

”無症状”ってやつだよ

ここでじっと横になってー

”臨床試験”とやらが奇跡を起こすのをまつか

外へ飛び出すか

 

カーターが少し興味を示しだす。

カーター:

スカイダイビング?

エドワード:

そうこなくちゃ

 

そこにカーターの妻のバージニアが入ってくる

エドワードは入れ替わりに廊下に出る。

 

カーター:

よくない

バージニア:

UCLAにすべきだったは、もっと優秀な外科医が

カーター:

同じさ

バージニア:

分からない

あきらめないわ別の医者に

カーター:

やめてくれ

バージニア電話をかける

バージニア:

ガン科のベリテ先生を

カーター:

バージニア切れ

バージニア:

任せて

ベリテ先生、チェンバースです、ええそう

カーター受話器を取り上げて言う

カーター:

病院を出るよ

バージニア:

何の話

カーター:

エドワードと旅に出るんだ

バージニア:

エドワードと?

旅ってどこへ?

カーター:

きっと理解できない

バーバラ:

ええまったく理解できないは

なぜそう簡単にあきらめられるの?

なぜ闘いを放棄するの?

子供たちに言って

”お前たちを見捨てる”って

伝えて

カーター:

見捨てる?

子供たちをか?

45年間車の油にまみれー

何の不足もなく育ててきた

少しは自由をくれ

バージニア:

まったく他人と逃げ出すために?

カーター:

彼は友人だ

バーバラ:

私は妻よ

カーター:

私は夫で父親だ

祖父で修理工だよ!

バーバラ:

そしてバカよ

ガンだという現実から目をそらしている

カーター:

すまない

 

バーバラは部屋を出ていく、そして廊下で待っていたエドワードに

バーバラ:

夫は売り物じゃない

と一言言って去っていく

部屋から出てきたカーターがエドワードに近づいてくる。

エドワード:

(彼女は)俺を嫌っている

あんたもか?

カーター:

いや、まだ

そして2人の旅ははじまった。

 

自分がこのような宣告をされたらどうするだろう。まだ考えた事が無い。

 

 

今は30日間無料らしい。

但し注意して欲しいのは、アマゾンの意向で配信に期限があるので見たい

映画が有ったら早めに見ておく事をお勧めする。

逆に今はプライムでないものがプライムになったりするので更新状況も時々

チェックした方が良い。