富士宮市にある富士山本宮浅間大社
そのすぐわきにある小さなお宿 山げん
富士宮市の宿泊施設として
古き昭和の時代からこの地に根付き
多くのお客さまと地元の皆さまに愛されてきた
小さなお宿の小さな物語
先日初めて参加した“味噌づくり”
お馴染みの生徒さんたちと一緒に、味噌づくりのエキスパートに
美味しい味噌の作り方を学びました
「お茶が美味しい」
「お味噌汁が美味しい」
これが私の理想とするお宿です
“朝茶は1日の難逃れ”
“どんなに忙しくてもお味噌汁だけは飲みなさい!”
そういう母親に育てられたせいか、
お茶とお味噌汁は私の当たり前の日常となっています。
旅先で美味しいお茶やお味噌汁に出会うと
ほっとしてしまうのも、この環境で育った影響かもしれません。
それと同時に、大切に慈しんでいきたい日本文化であると思います。
そこで!
せっかくだからオリジナル味噌にこだわろうと
一念発起しました
ご教授頂いたのは
“深澤秀王商店”さん
「このお味噌食べると他のが食べられないのよ!」
って大先輩方が口をそろえておっしゃていました
それでは味噌づくりのひとこまを
茹でた熱々の大豆を大きな袋に入れて
手でつぶしていきます。
これがすごく熱い
軍手でやっと・・・という感じでした。
素手の方にはビックリ
豆の形がわからなるくらいしっかりとつぶします!
押したりこねたり叩いたり・・・
という楽しい光景
先生にチェックをしてもらいOKが出たところで
つぶした豆と麹と塩、大豆のゆで汁を入れ
よーく混ぜ合わせます
これがもう必死!!笑
一生懸命混ぜましたよっ
↑↑このお写真はお隣の方をパチリ
こんな感じによーく混ざったら
保存用の小さな桶に移し替え・・・
味噌が完成しました
この冬の寒い時期に仕込む「寒仕込み」が
美味しい味噌になるそうです!
ここから3か月、味噌の熟成をじっくりと待ちながら
あたたかかくなる頃には食べられるようになるとの事!
でも、半年以上熟成させた方が
色が濃くなりうま味も増すそうなので
夏頃には最高の味噌になる予定です
山げんの味噌づくり、
これからもっともっとたくさん作ります
どうぞお茶とお味噌汁を楽しみに
山げんへ遊びに来てくださいね