ある経営者が語っていた。
人生はつくづく遠泳のようなものだ。
必死で泳いで、やがて疲れて、
もがいたり沈みかけたりしながら、
時には、足が攣って溺れかけて、
それでも、何とかゴールをめざす。
時々、一服するための浮き輪が投げ入れられたりして、
それに必死にしがみついて、ほんのひと時ホッとするのだけれど、
間もなく空気が抜けてしまう。
そんな事の繰り返し、繰り返し。
溺れかけても、沈みかけても、
みっともない醜態をさらしながら、
それでも、ゴールにたどり着いて、
振り向いて、水平線の彼方を仰いだ時、
いったい何が見えるのだろうか?
そんな事を考えながら、
今日も又、なかば溺れかけながら、
大海のど真ん中を、泳いでいる。