親分カラスのつぶやき -3ページ目

親分カラスのつぶやき

いろいろ人生大変だけど、

生きてりゃ何かいい事もあるだろう。

オレはカラス、親分カラス。

だけど人間の気持ちは理解できる。

オレはオレなりに苦しみを乗り越えて今がある。

アンタも大丈夫。明日はきっと晴れるだろうよ。


もしもアンタが、今この瞬間


絶望という名の暗い海の底に沈んだまま動けずに、


もがき苦しんでいるのだとしたら


・・・いったいオレは何をしてあげられるのだろうか・・・



どす黒い海底に潜っていって


アンタの隣にそっと寄り添うことくらいだろう・・・



何がアンタを絶望の海の底へ、追いやってしまったのだろう。


挫折・・・別れ・・・失敗・・・病気・・・裏切り・・・借金・・・


・・・いったいオレに何ができるのだろうか・・・



遥か上の海面に目をやってみたら、


わずかに見える海面の揺らぐ光


あれはいったい何だろう。


月明かりかもしれないし、


或いはアンタを探している船の明かりかもしれない。



上がってみる気にはならないか。


もしかしたら何かが変わっているかもしれない。


もしかしたらアンタを心の底から心配してくれているヤツがいるかもしれない。


ひょっとしたら、蜘蛛の糸ほどの希望の光がアンタを招いているかもしれない。



一度でいいから思い切って海面まで這い上がってみる気はないか。


それはとても勇気のいる事かもしれないが、


ひょっとしたら全く違う世界がアンタを待っているかもしれない。



絶望という名の海の底は、それは暗くて冷たくて悲しい所だ。


勇気を出して上がってみないか。


オレがアンタを引っぱってあげるから・・・