■子育て四訓と親子関係

こんにちは。
親孝行アドバイザー　秋田谷ゆいかです。

「子育て四訓」ご存知ですか。

この「子育て四訓」は、山口県に住む教育者の方が、
長年の教育経験を踏まえてまとめたもの。

子どもの問題行動の背景には、
愛情不足や親子の分離不安があり、
いわゆる、親や社会に対する〝甘え〟があると言われています。

でも、そんな子どもに「甘えるな」と言っても、
そうせざるを得ない過程を経てきているのが現実です。

『子育て四訓』は、親の子供へのかかわり方を
分かりやすく表しているものです。

『子育て四訓』

「乳児はしっかり肌を離すな」

「幼児は肌を離せ手を離すな」

「少年は手を離せ目を離すな」

「青年は目を離せ心を離すな」

「親」という字は、「立木を見る」と書きます。

立木とは、子どものこと。

少しずつ成長していく姿を見ていくのが親というもの。
そして親と子の間には、少しずつ距離も出てきます。 

『子育て四訓は』子育てにおける４つのステップを表しています。

最後の青年期。
ここでの親子の距離はぐっと開きます。

『子育て四訓』によれば 「心を離さず」ですね。

そろそろ目も離さなければいけません。

立木も随分成長して見えない部分も出てきました。

でも、最後まで離してはいけないのは心です。

一番大切なのは木の根っこ。

親は根っこの役割を果たしているのかなと思います。

根っこである親が腐っていては、立木もまっすぐ伸びません。

立木の成長がおかしいなと思ったら、

根っこの親である自分自身を見つめなおすのも

大切なんだなと思いました。