こんにちは(-^□^-)

親孝行アドバイザー 秋田谷ゆいかです。


今日は、『仏説 父母恩重経』のなかから

『廻乾就湿(かいかんじゅうしつ)の恩』のおはなし。


漢字ばかりで、なんのこっちゃと

思う方もいると思いますが、

これも身に覚えのあるおはなし。


「廻乾就湿の恩」とは、

子供がおねしょをした時のこと


子供が夜中におねしょをして布団をぬらすと、

お母さんは、その冷たくなった所に

タオルなど他のものを重ねて

自分が休み(就室・じゅうしつ)、

今まで自分が寝ていた温かい所へ

子供を寝かせます(廻乾・かいかん)。

$◆親孝行.Style*◆

これが、『廻乾就湿の恩』。


「水の如き霜の夜にも、

氷の如き雪の暁にも、

乾ける処に子を廻し、

湿りし処に己臥す」(父母恩重経)



これはどんな人でも

経験があるのではないでしょうか。

覚えていなくても。



子供のころ、絶対におねしょしないと、

寝る前にトイレにも行って、

寝たはずなのに夢の中で水の夢。

と思ったら、生温かい感覚に眼がさめる。


・・・・しまった・・・(((( ;°Д°))))


ところが、そんな自分を叱らず、

仕方ないねと着替えさせてくれ

また寝かしつけてくれます。


お母さんは、自分の寝る時間を割いてでも

子どもの睡眠を健やかにしてくれます。


小さな時にしてくれた、

両親への恩は、覚えていなくても

こんなところにもあるのです。