*高齢者ごはんセラピー 1day体験セミナーを開催します
こんにちは!高齢者ごはんセラピストHIROKOです。
「料理で認知症改善できる」、「料理ができる人は頭の回転がいい」 こんなことを耳にしたことがあるかと思います。
ごはんを作ることは、身体のリハビリになることはもちろん、自信を取り戻し精神面の安定にも大きな効果があります。
五感をフルに使うので、脳へたくさん良い刺激が入ります。
また、取り掛かりから完成まで60~90分ほどなので、比較的すぐに達成感が得られます。 (そして美味しくいただく^^)
デイサービスなどで、「調理レクリェーション」「料理療法」として取り入れている施設さんもすでにたくさんあるかと思います。
グループホームなどでは、毎日の食事を職員さんと共に調理されているところも多いですね。
ご高齢の方が料理に取り組む事は、いろいろな効果があるとわかっていても、職員さん・ご家族は大変かと思います。
一緒に行っていても、ついつい、「危ない!」「いいから座ってて!」なんて言ってしまったり、自分が一人でやったほうが早いわ、とため息が出そうになったり。
火の不始末を心配して、包丁を見えないところに隠したり、ガスの元栓を閉めているご家庭も多いかと思います。
私がデイサービスを運営していた時もそうでした。
少ない職員体制で、見守りながらフォローしながら、時間を気にしつつ、暇そうにしている人はいないかキョロキョロ、ご利用者様に「で、何を作っているんだっけ?」なんて言われながら。
行き当たりばったりの企画で始めはバタバタでしたが、ご利用者様の笑顔が嬉しくて繰り返すうちに次第に進め方のコツをつかめました。
まずは、アセスメント。
生活歴と現在の生活を知る。
包丁を握る力があるか?
視力はどれくらい?
火の消し忘れなどの心配はあるだろうか。
そもそも、料理はどれくらいしたことがある方?
どんな味付けが好きなのか?
どんな食生活をされてきたのか?
既往歴や現病歴も知っておく必要があります。
料理をしたことのない男性ご利用者様でも、職員がお願いすると、絹サヤの筋を取ったりモヤシの根をちぎったり手伝ってくださいました。
のちに、その方のご家族から「職員さんたちの力になれると思って、張り切っているんですよ」と言ってもらえました。
包丁や火は危険だからと使えないようにしてしまっては、その方の気持ちが落ち着かないこともあります。
今までは自分でしてきたことを取られてしまった。
自分の役割がなくなってしまった。 ・・そんな風に感じさせてしまっては、認知症の症状も悪化しかねません。
認知症の進行を遅らせることができるのは、介護職員やご家族の関わりだそうです。
薬でもない、手術でもない、一番身近だけど一番難しいことかもしれません・・・
「ごはんセラピー」を、ご高齢の方のケアの一つに取り入れてみませんか?
高齢者ごはんセラピー 1day体験セミナーで、 ご高齢の方と楽しく、もちろん危険なく、「ごはんセラピー」に取り組むコツをお伝えします。
**こんな方に**
〇デイサービスなどで調理レクリエーションを行っている・してみたい介護職員さん
〇グループホームや在宅で高齢者と一緒に調理をする機会のある介護職員さん
〇ご自宅で介護をされていて、「ごはんセラピー」を日々のケアに取り入れてみたい方
**参加方法**
ズーム(PC・スマホでできるテレビ電話)なので遠方からでもOKです
**体験会の流れ**
今回は、 カレーライスを作るという想定で進めます
※実技はありません
※テキストは事前にメール等で送付します
・ごはんセラピーの効果
・ごはんセラピーを始める前の下準備(アセスメント・プラン)
・ご本人の意欲を高める、お声掛けのコツ
・包丁を使えない方も参加していただけるメニュー
**日時・価格**
9月28日(木) 14:30~16:00
10月10日(火) 10:30~12:00
テキスト付 モニター価格 2,000円 各回3名まで
今回はモニター募集なので、お写真(お顔は隠してもOK)とアンケートにご協力お願いいたします。